もう福島第一の件はお話しになりません明日は防災の日

2014年08月30日

デジタルデバイスの変化と日本人

以前にも同じことを書いたのですが、日本人はアルファベットの国ではないので、そもそもキーボードに親しんでない。だからパソコンの普及が非常に限定的になるのは、以前から分かっていました。

今や家電量販店のパソコン売り場なんて、一部のマニアと40代以上のオッサンのたまり場でしかなく、どの店へ行っても力が入ってないことが明らかです。

家庭のパソコン普及率は高くなりましたが、だからといって日本人がキーボードを打てるようになったわけではありません。今も「Sってどこだっけ?」「日本語に変換するのってどれ?」といった感じで使っている人が大半です。

しかもWebページの大半が英語のサイトなのに、日本人はわざわざ日本語のサイトだけを見てますから、ITリテラシーが高い人であっても、残念ながらワールドスタンダードとはかけ離れた世界にいて、独自のデジタルワールドを形成してます。

日本人は熱しやすく冷めやすい国民といいますが、ウインドウズ95まつりからの20年間に、山ほどの熱して冷めるを繰り返し、今や新しいウインドウズが出ようが、新しいオフィスが出ようが、何の興味も持たなくなりました。

あの20年前の狂乱前はポケベルが現実的な移動体通信でした。93年には「ポケベルが鳴らなくて」というドラマまで放送されてました。企画は秋元康氏で日テレの土曜21時というゴールデンでそんな番組が放送される時代でした。

阪神大震災直前にデジタル携帯電話が出て電池の持ちが飛躍的に向上したのと、非常時に携帯電話が大きなパワーを発揮する事が分かり、一気に一般への普及がはじまりました。

iモードの登場が99年、写メールという言葉が出てきたのが01年です。まだ、携帯電話でメールするのは一般的ではありませんでした。携帯電話ゲームが普及し出したのって03年でしたっけ?日本テレコムはボーダフォンになりソフトバンクとなって今に至ってます。その間に、デバイスはスマートフォンへと変化しました。

SNSもミクシーやらツイッターやらフェイスブックやらLINEやらって感じで、日々変化しており、その変化も継続性なく劇的な変化ばかりで、そのたびごとに「携帯端末の青少年に与える影響を考える」とか言って立ち上がる審議会が何の結果も出せないまま、次々と登場する新しいデジタルデバイスの話しをして、グダグダと時間をつぶしてます。

それにしても、すごいですよねえ日本人。世界で普及してる技術をローカル化して、日本でしか普及できないような世界に変えちゃうんですよ。LINEいじめとか殺人事件なんて海外で聞きませんよ。よっぽどコミュニティが小さいってことでしょ。グローバル端末をクラスや友だち間だけの交流に使ってイジメにまで発展させるってのは、さすが日本人です。

最近また「スマートフォンの学力の関係」なんてデータが出てきました。あほかって感じです。また5年もしたら全然違うデバイス環境になってるのに、バカも休み休み言えよって思ってます。

IBMはパソコン時代の終わりを予測していたのか、04年にはThinkpadを中国のレノボ売却してます。ソニーはVAIOブランドを今年の6月まで使っていました。10年の遅れです。デジタルは日本だと思うんですけどねえ。実際にはそうじゃないって現実が、とても寂しいです。

gq1023 at 08:18│
もう福島第一の件はお話しになりません明日は防災の日