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2014年08月01日

バイクが、好きだ。

61ad0b1e.jpg今年に備えて、去年のうちに新車を手配した。
そのバイクは「HONDA CBR1000RR」。

何もかも新品にして、その日に備えた。
何人ものボランティアとともに、暑い鈴鹿に乗り込んだ。
バイクは何事もなく走ってくれた。
ライダーも最高の仕事をしてくれた。予選32位。
上を狙える手ごたえはあった。

そして迎えた決勝。バイクは壊れた。
ピットインごとに、修理に修理を重ねる展開になった。
ライダーは「走行中にエンジンが止まる」と言っていた。

止まるたびに、押しがけの要領で息を吹きかえらせた。
残り2時間。130Rで、本当にエンジンが止まった。

ライダーはピットが下り坂なのを知っていた。
とにかく最終コーナーまで登ればピットに帰れる。
そしてバイクは帰ってきた。

電気系のトラブルだった。そしてバイクは生き返った。
残り1時間。しっかり走ってくれるはずだった。
そこで、エンジントラブルでオイルが吹き出した。

「最後の1分でコースに戻そう」

バイクをピットに入れ、残り周回数を計算した。
完走条件は「トップ周回数の75%以上を走行する」こと。
最後まで止めていたら完走できない計算だった。

それでも無理はできない。
そして、チェッカーフラッグだけを受ける決断をした。

そこでドラマがおきた。
コースにセーフティーカーが入り、スロー走行になった。
再スタート後もトップのペースは上がらなかった。

残り2分を切った時、バイクをピットから出してきた。
残り1分を切った時、バイクのエンジンに火を入れた。
残り32秒、観客や各チームスタッフの拍手に見送られ、
バイクはコースへと向かって行った。
チームみんなの目に涙が浮かんだ。

スロー走行のゼッケン88番がチェッカーを受けた。
ピットモニターに「Finish」の文字が出た。

トップは172周。我々は136周。
あと7周少なければ、完走できなかった。
ライダーとメカニックとスタッフが一丸となっての55位完走。
午後7時30分のゴールは、ほろ苦かった。

「バイクが、好きだ。」

エンジンストップして帰って来た時の映像)


最後2分半前からバイクを送り出すまでの映像)


gq1023 at 22:05│
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