2011年3月16日のブログ再掲載)現代の特攻隊員に感謝・彼らの無事を祈るアンナカって初めて聞きますけど・・・

2014年05月21日

サイコパス片山

まあ、あのパソコン遠隔操作事件の犯人が誰かって話しには興味ないです。あの人が犯人だろうがどうだろうが関係ない。それよりも、警察が誤認逮捕した人に完落ちさせてることのほうが問題。

何にも知らない人に自白させてるわけです。知らない人が自白できるわけないでしょ。誘導するわけですよ。「お前は、むしゃくしゃしてパソコンの前にいた22時すぎに、この事件をおこそうと思い立ったわけだろ」みたいな感じね。

このウソの捜査資料を元に送検され、検察官もそれに加担する。「これから私が言う事に違うと思う部分があったら言ってください。えー私は、○月○日○時頃、仕事を終えて帰ってパソコンを触っていた際に、その前に飲んでいたお酒の勢いも手伝って、社会に対する不満をぶつけるため、広く社会に対する攻撃をしたいという気持ちが沸いてきた。」
「えー私は、その際に持っていた新聞社のアドレスから、報道各社のドメインや各社担当のメールアドレスを見つけることに成功し、そこに対して社会に大きな影響を与えられるメッセージを送ろうと決意した。」

なーんて感じで読み上げられ、異論がありませんとなると、その供述調書にサインさせられて裁判って流れです。まあ、パソコンからアホみたいなメッセージ送っただけなんで、「ちゃんと罪を認めたらすぐに帰れるから」って言われて認めたんでしょうねえ。

とにかく誤認逮捕と冤罪は大量にあるってことです。痴漢だって何だって、認めたほうが処分保留のまま釈放になるし、示談に持ち込んで数十万払ったり、裁判で罰金刑になっても数十万円払って社会生活を維持したほうが損が少ない。

要するに、「警察と検察っていうややこしい人にケンカ吹っ掛けられて、エライ目にあったけど、人生いろいろあるわな」って感じであきらめてるわけです。

これね、警察に逮捕されて送検された際に、その嫌疑を否認すると確実に拘留延長になる。いきなり10日間の延長が出て、それが出るともう1回10日間延長になる。その期間中は、基本的に取り調べありません。おしおき拘留です。

何もやってないとして、会社20日以上も休めます?徹底的に戦えます?送検された時に罪を認めて、処分保留のまま釈放になれば1日とか2日で社会復帰できますよ。そんなの、考えるまでもないですよね。

警察に目をつけられたらほぼ有罪ってのは、そういうひどい制度のせいもあるってことを、もっと問題視するべきだと思うのですが、メディアは記者クラブ制なんで、追放されたら取材できないから、そんなの声高らかに批判できるわけないですからねえ。

あのね、そもそも「捜査当局への取材により、ASKA容疑者が覚せい剤を保持した事は一度もないと供述していることが分かりました」なんてのは、捜査情報の開示であって重大な問題行為です。それを平然と流してる報道機関も変ですねえ。

別に現実否定してるわけじゃないです。現実肯定派ですが、なんかヘンだなあって思ってる私です。

gq1023 at 07:57│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

2011年3月16日のブログ再掲載)現代の特攻隊員に感謝・彼らの無事を祈るアンナカって初めて聞きますけど・・・