福島第一原発の職員が対応時に現場にいなかった件サイコパス片山

2014年05月20日

2011年3月16日のブログ再掲載)現代の特攻隊員に感謝・彼らの無事を祈る

なぜか朝日新聞が、今頃になって新しい情報を知ったような記事を載せたりしてるのですが、当然のように「美味しんぼ」の一件以降、いろんな人々が取り繕ってるうちの一つなんでしょうねえ。そんな事、町のオッサンである私でも知ってました。

2011年3月16日のブログを再掲載させていただきます。タイトルは「現代の特攻隊員に感謝・彼らの無事を祈る」です。



もう、監視カメラも測定装置も何も動かない廃墟となった施設の中に残された大量の原子力発電用燃料棒。その暴走を止める手立てはただ一つ「注水による冷却」のみ。

800人による必死の努力は実を結ばず、750人が退避してしまった。一つ間違えば死にいたる現場に残された最後の50人が、決死の戦いを続けている。そこにいる50人は、そこに残ることを決めた者たちと、そこに入ることをわざわざ志願した者たちだ。

全身を動きにくい防護服で覆われ、ゴーグルにより視界は非常に限られている中、ただでさえ狭い通路を、懐中電灯だけを頼りに走りまわる。しかし、その狭い通路ですら、幾度にも渡る爆発で醜く破損しており、命綱がなければ動く事ができない。

負傷・意識障害・被ばく、次々とその要員達が病院へと搬送され、代わりの要員が現場に入る。命を守るのは放射線防護服と放射線感知器のみ。

放射線量が限界に到達すると、一旦退避せざるを得ないため、単にホースを伸ばす作業だけですら、何度もの交代が必要となる。目の前に目的地が見えていても、感知器が限界を伝えると戻らなければいけない。

そのたびに戻ることが、唯一次回の出番を得るための手段であり、次の出番を迎えられないことは、すなわち作業員の減員と作業速度の低下を意味する。このメンバーが守らなければいけない約束は、放射線感知器の指示を守ることだ。

最大1000ミリ・シーベルトの環境下で作業できる時間は10分以下。現場に入り、そこから脱出する時間を各3分とすると、実際の作業時間は4分しかない。当然、建物上部へ上がったり降りたりする時間はない。

注水しなければいけない場所は分かっている。人々の命を守る方法は水を入れるだけだ。難しい話しではない。しかし、それを放射線が阻む。放射線は目に見えないし、体に感じられないから、作業員たちは「もっとやりたい」と思ってしまう。しかし、やれば人員を減らしてしまう。もどかしい思いがつのる。

必死で戦いを繰り広げている現場に場違いな「状況を報告せよ」の政治的理由による問い合わせ。現場の苛立ちは最高潮に達している。報告・連絡・相談なんてできない。現場の作業員たちは、防護服を脱げないため、食事すら取れないしトイレも行けない。もちろん寝ている時間はない。

事態は一刻を争っており、最大限の努力をしていることは、バックアップ要員も分かっている。だからこそ、誰も彼らに無理強いはしない。いやできない。

バカな大学教授のためにセシウムの濃度を説明している時間はない。限られた要員に、そんなことを測定させている時間はない。

彼らは現代の特攻隊員なのだ。もう、彼らしかいない。私たちにできることは、彼らの無事を祈ることでしかない。今はカップ麺を買い占めている時ではない。

gq1023 at 18:23│
福島第一原発の職員が対応時に現場にいなかった件サイコパス片山