よく分からない韓国のフェリー事故2003年2月18日韓国テグの地下鉄放火事件

2014年04月22日

沈没する船の中で救命胴衣を付けるという危険

昨日発言して、聞いた相手が「なるほどー」とうなったので、意外と皆さん知らないんだなーと思ったことがあります。それは救命胴衣です。

船内で救命胴衣を着用している時に、船室内に水が入って来たら大変ですよ。なぜだと思います?水が入ってくるのは出入口だからです。つまり、出入口が水に浸かった時点で、救命胴衣を着ている人はその出口から出られないんです。出るには脱ぐしかない。

しかも洋服を着たままで救命胴衣をつけてるわけでしょ。そこに水が入ってくるってことは、普通に泳ぐことができない。ジーンズなんてはいてたら、泳げるわけがないのは分かりますよね。

船室から外に出るには、救命胴衣を脱いだ上で、ジーンズ等を脱いで、入ってくる水の勢いに負けないように、すごい勢いで泳いで出て行かなきゃいけない。人間なんて、流れるプールを逆に進むことすらできないのに、そんな驚異的なことできませんよ。

モーターボートの教習に行くと、基本的な対応を学びます。転覆した場合の処置は4項目。「全ての乗員の安否を大声で確認します(転覆船の内部や下側に残っていないか等)。」
「母船が浮いている場合は、母船から離れてはなりません。」
「母船が沈む場合は、母船から離れるようにします。そして破片等浮力のあるものを集めて浮き具にします。」
「絶対に泳がないこと。泳ぐことは余分な体力の消耗になります。」

そう、母船が浮いている場合は母船から離れてはならない。確かにそう習います。でも沈没するとなったら船からいち早く離れなければならない。大騒ぎですよ。

今回は、いきなり船が右に急転回してる。その時点でOUTです。GPSの航跡図に痕跡が残ってますからね。すぐに警報を鳴らして乗客に伝えるべきだった。

大邱の地下鉄火災もそうだったんですが、人間はなんでも大丈夫だと思い込むようにできてる。ダメだと思った時にはもう手遅れ。何か異変があれば、すぐに動きましょう。少なくとも自分はそう思いました。

gq1023 at 05:44│
よく分からない韓国のフェリー事故2003年2月18日韓国テグの地下鉄放火事件