お金持ちは働かない身の丈に合わないことはやってはいけない

2014年03月21日

何を今さらNTT法規制緩和だよ

よく「なんで大野さんはauなんですか?」って聞かれるのですが、いつも同じ返事をします。それは「一番安いから」ってこと。理由は単純で、固定電話を早くからやっていたのはNTTとKDDIで、NTTにだけ自由な競争が許されてないからです。だから高い。

NTTは固定電話で圧倒的なシェアを持ち、携帯電話でも強烈なシェアを確保していました。だから電気通信事業法で独占規制ってのを受けたんです。そのために、ネットと携帯と固定のセット割引ができないんですよ。バカバカしいでしょ。

これ法律です。よくNTT法って言われるヤツで、正式には「日本電信電話株式会社等に関する法律」と言います。法律つくるのは立法府である国会ですから、もちろん国会で決められました。バカ法ですが存在してるのでNTTは守らざるを得ません。

そもそもね、スカイプやラインで世界中無料電話できる時代ですよ。そんな時代に、固定電話とインターネットのNTTを西日本と東日本に分け、携帯電話をNTTドコモにし、国際電話をNTTコミュニケーションズにする意味あります?何の規制?って感じでしょ。

KDDIなら「auスマートバリュー」って普通にやってます。でもNTTドコモとフレッツ光のセット割引はない。固定電話とドコモのセット割もない。1つだった会社をわざわざバラバラにして規制かけて他社に好き放題させるってのが、意味分からなくて笑えますよね。

例えば記憶に新しいイーモバイルの携帯電話新規参入。あれ、東京・大阪・名古屋の主要エリアだけでスタートでしたよね。NTTグループにはそれも許されない。最初から広大なエリアをカバーしなきゃいけないんです。

端末メーカーに「安くしろ!」って言うのもダメ。だから価格競争力を持たないドコモファミリーが形成された。世界から取り残され、唯一の大量納入先のドコモがiPhoneとサムソンを扱い始めると、パナソニック・NEC・カシオといった昔の勝ち組も、一気にギブアップです。

NTT東西って海外事業も禁止なんです。だからドコモが代理で海外進出やってるけど、ガラパゴス技術と高コスト端末なんでぜんぜん勝てない。

この30年も前につくられたバカ法が見直しになります。今まで規制を続けてた意味があるのかないのかは、誰でも分かりますよね。NTTを弱体化させ、他の通信事業者を繁栄させ、通信料金を世界最低レベルにまで下げる効果はあった。問題は、それによって国力が弱った事です。

うちの伊豆の事務所の電話料金は、NTT西日本から請求が来ます。どこで線引きしてるのか分かりませんが、そんな東西の分け方いらんと断言したいと思います。

gq1023 at 06:34│
お金持ちは働かない身の丈に合わないことはやってはいけない