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2014年01月07日

本州四国連絡高速道路

5bb0c797.jpg私は以前からバカの3橋と呼んでいるのが本州と四国を結ぶ橋。誰が考えても3本は多すぎです。最初に出来たのが岡山県の児島と香川県の坂出を結ぶルート。瀬戸大橋と呼ばれ、瀬戸大橋架橋記念博覧会も開催されました。これが1988年のことです。

しかしその時すでに、1979年に大三島橋が、1985年に大鳴門橋が出来ていました。大三島橋は愛媛県内の大三島と伯方島を、大鳴門橋は淡路島と徳島県鳴門市を結んでしまってました。橋は最初から3つ造る事になっていたのです。

岡山県の宇野と香川県の高松の間には、国鉄の連絡船が運航していました。これが何度も事故をおこします。「紫雲丸事故」というのですが、田舎が四国にある私は、そのうちの多くの修学旅行生が亡くなった最後の事故について、何度も祖父母から聞かされました。国鉄戦後5大事故の一つです。

この事故以降、橋の必要性が叫ばれ、その橋のルートに対して愛媛・香川・徳島・兵庫・岡山・大阪・広島といった各県が綱引きをはじめます。そして、3本のルートが決定されました。まあ、政界の大物が多いエリアでしたから、そうなっちゃったのです。

じつは、四国には新幹線が通ることになっていました。85年に開通した大鳴門橋には、新幹線を通すためのスペースがあります。しかし、明石海峡大橋は計画が途中で変更となったためスペースがなく、もし新幹線を走らせるならトンネルを掘る必要があります。

しかも、この計画では愛媛と高知の県境付近から大分にトンネルを掘ることになってました。国の考える計画は壮大で夢があります。しかしお金がなくなったのです。

先日、これまで国と周辺自治体で返済してきた本州四国連絡高速道路の債務を払わないということが決議されました。これからの返済は、NEXCO中日本・東日本・西日本がかわりに行うそうです。NEXCO東日本は関東から以北の会社ですが、肩代わりさせられるのです。

これら3橋の完成により、多くのフェリー会社が破綻しました。2012年には宇野ー高松間で3路線あったうちの一つ「宇高国道フェリー」が運航を休止し、すでになくなっていた「本四フェリー」と合わせ2社が消え、現在は四国フェリー1社の運行です。

何をやってるんでしょうねえ。道路ができて四国が発展したなんて話し、全く聞かないですよ。梅津寺パークも仁尾サンシャインランドもレオマワールド(現在NEWレオマワールドとして営業中)も破綻。屋島ケーブルカーまで廃止になってるでしょ。

昔は大阪から香川や松山といえば宿泊出張でした。今は日帰りできる。高速交通機関ができると、得てして地方がさびれるんです。岡山駅で宇高線に乗り換えて、宇野駅で全力疾走して連絡線に乗って、船のデッキでコシのないさぬきうどんを食べて、高松駅でもう一回走って電車に乗る。そんな旅が似合うのが四国でしたけどねえ。

まあ、今だに松江から岡山を抜けて高知へと新幹線を通す活動がおこなわれてます。ミニ新幹線方式でやるんですかね?それともフリーゲージトレインでしょうか?どっちにしても、借金を誰かに肩代わりさせないようにしてもらいたいものです。

最後に、ぜんぜん関係ないですが、香川県の八栗ケーブルには、昔の六甲ケーブルカーと同型の日立製車両があります。懐かしさを感じたい方はぜひ!琴電八栗駅からけっこー歩くと八栗登山口駅に着きます。

gq1023 at 07:19│
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