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2013年11月09日

やっぱりバラマキ!

47017613.jpgやっと本気で減反政策を見直すんだと思ったら、またバカ議員達によって骨抜きにされそうです。どうあっても農家票が欲しいってバカがいなくならない。なぜこの国の国会議員は、子供たちに借金を押し付けてまで農業全体をダメにしたいのでしょう?

今回は、民主党政権下で2010年度に導入された「戸別所得補償制度」を、根本的に見直すための動きでした。だって自民党自体は、それを徹底的にダメだと言って選挙戦だって戦ってきた。

米農家の約8割が減反に参加し、結果的に1500億円以上ものお金が払われ、小作人に田んぼを貸していた貸主が、自分で耕作していないと減反による補償金がもらえないからと言って、小作人から土地を取り上げる「貸しはがし」までおきた。

減反政策は米価の維持が目的です。しかし、米価は下がり続けています。「政府主導型の価格維持カルテル」を企んでるけど、全く効果が上がっていないってわけです。

しかもね、農家の大半は兼業農家なんです。農水省の2010農業センサス調査データによると、農業以外の収入が多い第2種兼業農家が農家全体の約6割。農業収入のほうが多い人も1割以上います。

しかも、兼業なんだけど税務申告してないバイトやってる人も沢山いるので、データ的には7割超が兼業ですが、実際にはもっといると言われていますし、実感地も農業だけで暮らしている人は非常に少ないと思われます。

農家と称してるけど夫婦ともに公務員なんてのも珍しくないし、私は大手広告代理店の岡山支社に勤務してましたが、そこの年収1千万円なんかじゃきかない管理職の方にも兼業農家の方はいました。農家って言ってるけど、毎日スーツ着て出勤するサラリーマンですよ。

そこに戸別保障をばら撒く意味ってあります?そば食べてもラーメン食べても小麦ですよ。その小麦は政府が全量輸入してる。減反でコメ500t削減して小麦を500tどころか、それをはるかに上回る輸入量増加をしてるのは政府です。それって何?アメリカへの利益誘導?

そもそも米価が下落していく中で、農家は戦わなきゃいけない。CD売上が下がっていく中で音楽業界は戦ってるし、アジア各国メーカーが台頭する中で自動車や家電といった業界も戦ってる。政府が「ミュージシャンに戸別保証」なんて言ってないでしょ。

戦わずして競争にさらされるんだから、そりゃあ実戦経験のない軍隊みたいなもんですわ。勝敗とか言う前に、まったく準備ができてない。そんなもんダメに決まってるでしょ。産業ってのは価格競争にさらされながら、強くなって行かなきゃいけないんですよ。

今回は農業の大規模化を進めるための見直しのはずでした。TPP時代を見越しての話しです。なのに木曜日と金曜日の発言を見てみると、「TPPと減反見直しはまったく別の話し」とか「大規模化だけでなく零細農家への支援は徹底する」なんて言ってる。

なぜだ!誰のためにそんなこと言ってる!保身か!?未来の農業を担う世代を育成するという観点はないのか?

農家の反対派集会って日当払って各地から人を集め、衣装やパネル配布してやります。やらせですわ。終わった後で参加者は東京観光ですよ。もちろん政治家も官僚も分かってます。「TPP反対集会やってくれ」「分かりましたお代官様」「そちも悪よのう」「次回の選挙ではおまかせを」ってな感じですな。言葉にせず隠語でやりますがね。

商社や証券会社が農家を集めてゴルフコンペやって「収入が先細りの中で子供たちに資産を残しましょう!」なんて商売やってるわけです。農家の大資産家には、東京に不動産持ってたり、外債を持ってる農家も多い。

大規模ホームセンターが、JAよりはるかに安い価格で肥料や飼料を売ってるから、農家もJAから買わない。買わないけどJA職員数は変わらないから、必要な固定費を農家から出荷される作物の価格に転嫁して市場に流す。割高になるから市場はJAから買わない。まさに悪循環です。

これ以外にも山ほど農家へのバラマキ政策ってあるんです。多くの志高き若い農家たちは、それらが農業をダメにしてると思ってるし、若くない層も分かってる。当たり前です、だって東京に住んでる私のような町のオッサンも分かってるんだから。

次世代に新しい農業の形を届けるための、適正な競争を生み出せる市場環境形成へ向けた道筋提示こそが、今国政がやるべきことだと思ってます。

gq1023 at 07:16│
えらそうなヤツ日産が今さら軽自動車・・・