アベノミクス終了現状は脱原発ではなく火力依存だ

2013年08月22日

無敵ではないアメリカ軍

a7542a0b.jpgアメリカ同時多発テロ事件という、ハイジャック犯が飛行機で高層ビルに突っ込んだのは2001年。3025名が亡くなったとされています。そして、即座になぜかアフガニスタンを統治するタリバンが悪いとされ、アフガニスタン全土への攻撃がはじまりました。

その後2003年には、何の関係もないイラクも攻撃。理由は大量破壊兵器があるというものでしたが、あれも口から出まかせだったことが今では分かってます。

あれから12年。2001年の年末にはアフガニスタンに暫定政権ができましたが、全く戦闘は終結に向かっておらず、よりひどい状態となっており、イラクは内戦状態に突入したのに、2011年の年末にアメリカ軍が撤退したので、滅茶苦茶な状況です。

アメリカ軍の戦死者数はテロ事件で亡くなった数の2倍を超えた6500人に達したと言われていますが、帰還兵の自殺は亡くなった人の数を超え、イラク軍とアフガニスタン治安部隊は双方が1万人近くの死者を出しており、民間人は10万人以上が亡くなったとされています。

イラクでもアフガニスタンでも、アメリカ軍の最新兵器は故障続きで、砂漠の砂には何の威力も持たないことが分かりました。ポリタンクに爆発物を充填したものを、道路や土に埋めたり、バイクで軍の車両に投げ込んで攻撃すると言う原始的手法に、アメリカ軍は歯が立ちません。

イラクも内戦状態のまま放置しましたが、アフガニスタンも攻撃するだけ攻撃しておいて、来年には撤退です。結局アメリカ軍に勝てる見込みはない。つまり勝てないのです。

テロ事件の犯人はアルカイーダだとされたのに、タリバン政権を攻撃した。どんなに文字で書いても発音しても全く違う組織です。しかも、大量に民間人が殺された。そりゃあアフガニスタンの人は怒るわけです。

80年代にソ連はアフガニスタンに侵攻しましたが敗れました。またアメリカも敗れるようです。昨年、オバマ大統領が撤退へ向けて3万人の増派をしましたが、それによってタリバンの攻撃は激化し、1年間で3千回以上も攻撃を受けることになりました。

アメリカ軍は、朝鮮戦争でもベトナム戦争でも負けたのです。中東ではイスラエルも安定していないのに、両側のシリアとエジプトが内戦状態になりつつあります。アメリカが完全な勝利を収めたなんて戦争はほとんどないのです。

アメリカ軍は、イラクやアフガニスタンで自軍やイギリス軍を誤爆しています。88年にはイラン航空の民間航空機をイージス艦で撃墜して290名を殺害しました。このイージス艦の乗組員達は、完全な誤爆にも関わらず表彰されました。アメリカは全く謝罪していません。99年には旧ユーゴで中国大使館を誤爆しています。戦地での民間人誤爆や誤射は山のようにあることでしょう。

そんなアメリカ軍の駐留費用を言い値で払う国があります。アメリカ軍は世界の敵を追い払ってくれるという幻想を抱いているのでしょうか?それとも単に恐喝されているだけでしょうか?個人的には後者のような気がしますが、その相手が意外と弱いってのが気になってます。

gq1023 at 07:57
アベノミクス終了現状は脱原発ではなく火力依存だ