北陸新幹線チャイナリスクはまだまだ出てこない

2013年07月15日

東京は不思議な街

3b893430.jpg東京ってのは不思議な街です。何の理由もなく「夢」って物だけ持ってくる人がたくさんいる。でも、その夢を実現するには、東京しかないって現実もあったりする。

例えば雑誌社。あれは基本的に東京にしかありません。編集者になるには東京に出るしかない。テレビ制作やろうと思ったら、地上波で流れている番組の6割以上は東京制作です。大手レコード会社も全部東京。俳優や女優だって、東京にいないと話しにならない。

その夢を実際に手にするのはほんの一部。ほとんどは夢破れて全然違う仕事やってるか、夢を追い続けてアルバイト生活やってるかって感じです。

その上この街には、一流大学や一流企業もひしめき合ってる。夢みたいな物を追いかけるんじゃなく、普通に勉強して普通に企業に就職した人々も沢山います。もちろん、入学したけど普通に卒業しない人も沢山いますしね。

もうひとつ重要なのは、全国各地で成功した人々も東京に進出してる。各地での成功を地盤にしての進出で、これもかなりの数に上ります。

かくいう私もミュージシャン目指して上京しましたが、全然関係ない仕事に就き、旅行代理店や広告代理店を経て、紆余曲折あって元有名アイドルのマネージャーみたいなことをやることになって再上京。しかし上京したら、広告企画や経営企画の仕事が舞い込みまくって現在に至ってます。

さらに絶対忘れちゃいけないのは地主。このなんだか分からない様々な人々に家や事務所を貸して生活している人が山ほどいる。これも日本で一番多い地域でしょう。

重要なのは、こんなに雑多な人々が集まってる場所なのに、その人々が別々に生息してる。類は友を呼ぶと言うのかもしれませんが、劇団員は劇団員で集まって、お笑いはお笑いで集まって、サラリーマンはサラリーマンで群れてる。

そこで話すのは、昔話や仕事の自慢話やグチなんですが、私も40代後半になって、その話題の半分が、血圧・老眼・人間ドック・通風・病気になってる共通の友人の話し・教育・子育てになって来ました。

そんな様々な人々が集まる街東京。そこで「牛丼にかけた紅しょうがは近づいても赤いから分かるけど、一味はちょっと持ち上げると見えない」なんて老眼自慢をしながら、今日も私は生きてます。

そして、私の仲間たちも「いやあれは七味やろ」とか、「両方置いてる店ある」なんて話しで何時間もつきあってくれます。そう、今日も私たちは生きてます。

gq1023 at 08:35│
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