BMW,DUCATI,APRILIA,KTM第1次安倍政権も成果は上場だった

2013年06月25日

書店とガソリンスタンドが消えていく

9f1637c7.jpgうちの事務所がある戸越銀座商店街で、東急戸越銀座駅前という好立地の書店が、長年の歴史に幕を下ろしました。この駅は売店がないので、書店にとっては非常に良い立地だったはずですが、昨今の電子書籍ブームやアマゾン等の通販で書籍を買う流れに対応できませんでした。

もう2年ほど前に、地域で一番大きかった武蔵小山の書店がなくなっていますので、書店はどんどん減少してます。かく言う私も、キンドルの普及によって、以前は重い本を何冊も持ち歩いていましたが、今はまったく持たなくなりました。電子書籍オンリーです。

ガソリンスタンドの減少も止まりません。この図はガソリンスタンド経営業者の倒産、休廃業・解散動向ですが、長期に渡って大量廃業が続いています。

まあ、燃費がリッター10km前後から30km前後に変わりましたから、それらの車に乗る人のガソリン使用量は1/3ですし、「危険物の規制に関する規則」が改正され、燃料タンクの改修が必要となり、客が減ってる局面で設備投資なんてできるわけなく、どんどん廃業が増加しています。

これ、都市部はいいんですよ。減ったといってもなくなったわけじゃないんでね。ところが地方は深刻です。本屋とガソリンスタンドがなくなってる。知識の泉と移動の足が消えるわけですよ。ガソリンや灯油を買いに往復1時間以上なんて地域が続出してます。

時代の流れでなくなるものはなくなる。それは当然です。呉服屋も布団屋も時計屋もどんどん減ってる。しかし、国民の知識とインフラに関するものが減るというのは、今までになかった事態のような気がします。

ゴミ回収や上下水道整備もコストという面を考えれば、ガソリンスタンドや本屋と同じ。過疎化した地域に行政サービスを提供するのは、効率が非常に悪いのです。たった20世帯の集落に、往復1時間以上かけてゴミ収集車が走ってる例は大量にあります。

だからといって、政治がこれに対処している雰囲気はありません。今後も傾向に拍車がかかるでしょう。ガソリンを入れたり本を買うのに往復2時間以上かかる地域が出てきた時、地方の自然淘汰というか、ドーナツ化した人口の急速な市街地回帰がおこるかもしれません。

もしかしたら、地方の行政機関が自発的に行政サービスのコストダウンのため、過疎化地域の切り捨てを始めるかも知れません。書店とガソリンスタンドが消えるということは、そういうことのはじまりだと思ってます。

gq1023 at 05:29│
BMW,DUCATI,APRILIA,KTM第1次安倍政権も成果は上場だった