気づき学校経営

2013年05月19日

防衛庁幹部の事故死

82c8e4d1.jpg今日の日経新聞に、防衛庁幹部がゴールデンウイーク中に交通事故死したことを書いてます。この事は、決して書いてはいけない事だと思っていたのですが、新聞が書いているので、ちょっと書きたいと思います。もともとの報道は以下のとおりです。

「5月3日午前1時55分ごろ、東京都千代田区麹町4の国道20号で、歩いて横断していた同区紀尾井町3、防衛省統合幕僚監部特殊作戦室長の1等陸佐、黒沢晃さん(50)が、左側から来た世田谷区上祖師谷6、?(あえて伏せます)さん(45)のオートバイにはねられた。黒沢さんは間もなく死亡、?さんも頭などに重傷を負った。警視庁麹町署によると、現場は参議院議員宿舎前にある交差点の横断歩道付近。」

この有名映画監督と同じ名前でこの方を記憶したのは、決して私が軍事オタクだからではなく、この方は中国との尖閣問題の渦中に、陸上自衛隊西部方面普通科連隊の隊長だったからです。

ここ「離島対処即動部隊」つまりレンジャーです。アメリカ海兵隊で言えば武装偵察部隊ですよ。実際にアメリカ海兵隊との合同演習もこなしてます。

つまり黒沢氏は、離島部で有事が発生したら即応して真っ先に現地に乗り込み、戦闘する部隊の元トップ。現場時代は特殊部隊にも属していました。しかも現職が防衛省統合幕僚監部特殊作戦室長で1等陸佐ですよ。最高機密の特殊作戦を仕切る立場にいたのです。国防上ものすごく重要な人物です。

これ、他の国だったら「特殊作戦をつかさどる大佐が事故死」ってことです。我が国の国防の最前線にいる、その現場のトップを失ったってことになる。一大事ですよ。暗殺だって疑われかねない。それがね、こんなにひっそり報道されてることが不思議なんですよ。

はっきり言って、国会議員なんてSPつけて守るほど重要な人いませんよ。いざとなったら、拳銃一発すら撃ったことないわけで、クソの役にも立たない。毎年首相や大臣が変わっても、何の問題もおきません。政権変わって変化なし。誰でもいいわけです。

だけど、さすがにレンジャーのトップは大きな痛手でしょ。防衛大学出身ですから、最初から制服組幹部として行動し、アメリカ軍幹部と様々な軍事演習や酒盃の席を通じて、長年に渡って信頼関係を構築してきたはずです。

軍の秘密作戦を仕切るトップが、深夜2時に専用車に乗ることもなく護衛も付けず甲州街道を徒歩で横切っていて、そこに走ってきた原付スクーターにはねられて死ぬって、どんな国なんですか?尖閣防衛作戦を率いていた人ですよ。命を狙われる可能性だってあったわけでしょ。

どうせ問題発言でコロコロ変わる大臣守るぐらいなら、国防の要である自衛隊要人には、他国の常識と同様に車や警備をつけてもらいたいと切に願います。

gq1023 at 06:30│
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