バカも休み休み言え食べ物における負の連鎖

2013年05月08日

結婚式の挨拶で会社の話しをする人はダメ

5284d920.jpgよく結婚式の挨拶で、ひたすら自分の会社の説明してる人いるでしょ。だいたい新郎の上司。「ご存知ない方のために」って言って、延々と自社の説明する人ね。

ご存じない方のためにって言ってる時点で「ほとんどの方はご存知でしょうが」ってことなんで、全員どっちらけになるわけです。乾杯の挨拶だったりしたら、「酒がまずくなる話しするんじゃねーよ!」って感じです。

ひたすら会社の説明5分ほどやった挙句、突然「その中でも彼は重要な人材です」なんて言われてもね、会社の自慢話さんざん聞いた後で、いきなりの上から目線。「お前、そんなスピーチありえねーだろ!」ってツッコミ入れたくなります。

披露宴中も会社の同僚だけで盛り上がってるテーブルとかもあるんですよ。披露宴って宴会じゃないんでね、同級生で盛り上がったりはいいんだけど、新郎新婦の働いている会社の同僚を、何人も呼ぶっておかしいでしょ。せいぜい3人までですよ。

こういう人の多くは大企業の人なんです。就職する前の職業が学生って人ね。就職した会社の常識が唯一の社会常識だから、普通じゃないことを普通と思ってたりする。だから平然と非常識なことを人前でやってしまうわけです。

これ、披露宴だから許されますが、仕事だと嫌がられるわけですよ。会社の自慢されても相手は迷惑でしょ。そんなことより、一緒にいて居心地のいい人と仕事したいじゃないですか。一緒に成長できそうな雰囲気のある人ね。

リコーやキャノンといった立派な会社の人がコピー機を売りに来てね、自社の歴史も知らず「信頼してください」とか言ってね、最後にお得になりましたって見積り見せられてね、それで買ったら知らんぷりって人も多いでしょ。こんなの営業じゃない。

うまい営業さんは、「私は営業暦3年なんですが、営業になって知らない方とお話しするようになって、本当に小さな人間だなあってことをつくづく感じる場面が多いんですよ」なんて言うのです。続き聞きたくなるもんね。

ヤナセの営業さんはね、「高級車って現金でお求めになる方が多いんですよ」って言って反応を見ます。「えー!」って言われたら「私もビックリですよ。ちなみに私は全額ローンでメルセデスのBクラスを買ったんですが」なんてやる。

逆のパターンで「私も現金で考えてます」だったら、「節税をお考えですか?それとも純粋にお車の購入ということでしょうか」と経営コンサル風になる。これ重要!

結婚式の挨拶も、続きを聞きたくなるような話しにしなきゃいけない。「私は彼と出会ったとき、今だから申し上げますが、20歳の年の差を超えたライバル心のような得体の知れないものを感じました」なんて言われるとね、会社のエピソードでも聞きたくなる。

こういう普通のことを、もう少し意識したほうが、何事においても有利なんじゃないかと思うのですが、なんで世の中にはひどい挨拶したり、同僚だけで大騒ぎする人がいるのですかねえ?「お前、その話し、オチあるんやろうな!」って思っちゃう関西人なんですんません。

gq1023 at 04:17│Comments(0)

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