「いかがですか?」って何だよ!「営業」は精神論でやるもんじゃない!

2013年04月30日

沖縄の小規模相互扶助制度=模合(もあい)

8ea6b568.jpg沖縄には模合(もあい)という制度があります。東京や大阪では無尽(むじん)といいます。仲間内でお金を出し合って、定期的に金銭給付を受けるのですが、その時に飲み会やったりもしますし、そのお金の中で、仲間内に貸し借りしたりもします。沖縄では定期的な飲み会のことを模合と呼んだりもします。

都会では、この無尽が仲間内だけにとどまらず、無尽講として巨大化するのも登場し、大企業などでは互助会と言う名で給料から一定額を徴収し、冠婚葬祭時にお金を配ったり、そこからお金を貸したりしてます。ちなみに互助会とは台湾で無尽を指す言葉です。

それどころか、金融機関になっちゃったのも多くありまして、今も日本住宅無尽って会社が存在してます。それ以外は相互銀行に改名されたり、サラ金や第二地銀になってます。まあ今ではどの金融機関でも定期預金やってるんで、無尽会社の存在意義はありませんがね。

これ、沖縄では今も沢山の人々が使ってます。「今日はモアイなんだ」と言ったら、これは当然のように「仲間内でひどい飲み会をすること」と受け取られます。だいたい度を越した飲みになり、身内で言い合いや取っ組み合いも発生したりします。

モアイでお金出し合うでしょ。その集まったお金を、毎月順番に出し合った仲間に支給するんだけど、それでみんなで飲んじゃうのね。ただし、そのその受け取る人が、お金が苦しければ、自分のためだけに使ってもいいんです。いい仕組みですよね。

無尽蔵(むじんぞう)って言うでしょ。寺社仏閣が集めた賽銭で、檀家に金貸しやることです。ようするに、ものすごく日本中で使われてる仕組みなんですよ。議員の支持母体が模合や無尽って人もいますからねえ。

私ね、この仕組みって大好きなんです。日本らしい相互扶助制度。というか日本人ってのは、この仕組みが元々あったから、欧米のような「税金から金を恵んでもらう」って考えを持つ人が少ないんだと思うのです。

一生懸命働いて、その中からみんなで少しづつ出し合ったお金で、困った仲間がいたら助け合う。これこそ、健康保険制度や税金制度の根本ですよ。なのに、今は「もらえるものはもらわなきゃ損」ってなってる。まるで乞食ですよ。情けない限りです。

「みんなでお金を出し合って、困った人がいたら助け合う。」っていう無尽や模合の精神が、もっと国家に広く普及すれば、50年ローンで次世代の子供たちに借金押し付けながら、ビルや道路をつくり続けるなんて国家運営にならないんじゃないかと、朝っぱらから思っておる次第です。

gq1023 at 06:38│
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