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2013年04月22日

バブルに踊らされて作った法律=リゾート法

1b26d28a.jpg1987年に制定された総合保養地域整備法ってのがあります。国民の趣味も多様化しており、その多様化する余暇活動の場を総合的に整備するということで作られました。

この法律、誰もがリゾート法と呼んでいて、都道府県を通じて申請すると、国からものすごいサポートが受けられるということで、次々と第三セクター方式での開発がスタートしました。なぜなら、この法律は「民間事業者の活用に重点をおいて総合的に整備すること」となっていたからです。

これにより、法律のできる前は、リゾートをしっかり整備できなかった自治体が、第三セクター方式で民間っぽく見せかけた会社を設立し、国の後ろ支えがあると思い込んで、借金で様々なリゾートを開発しました。

この結果がすごくて、ザ・ウィンザーホテル洞爺(98年破綻)、初島クラブ(99年破綻)、レオマワールド(00年破綻)、宮崎シーガイヤ(01年破綻)、ハウステンボス(03年破綻)といった形で、当初計画は見事に崩壊し、格安で転売されました。

会津や三重にも大規模リゾート開発案件があって、その一部がグランデコリゾートとかスペイン村なんですが、ぜんぜん当初の開発規模とはほど遠い状況となってます。

このリゾート法では、リゾート開発費を起債でまかなう仕組みでだったので、第三セクターが各自治体を保証人にして借金したんです。その事業が破綻してるわけですから、各自治体は第三セクターの借金を返済する羽目に陥ってます。

それもダメなんですがね、この大規模リゾートができた際に、周辺の施設が結構破綻したんですよ。例えば高松のレオマワールドは91年開園。近くの仁尾サンシャインランドは客数を激減させて95年に閉園しました。他にも悪影響を及ぼしてる。

しかも、対岸にある岡山県玉野市の王子ファンシーランドは、レオマワールドの2年前に開園したのですが、同じく客数を激減させ、95年に閉園しました。まあ、玉野市自体が猛烈な衰退度合いですがね。

このリゾート法ですが、所管官庁の一つであった国土庁が20年前の93年に、すでに「今後のリゾート整備のあり方について」っていう表紙を入れて32ページもある報告書を作成したんです。

「リゾートに関する経験も知識もない、しかも金儲けをしたことのないド素人が、ド田舎にホテルとゴルフ場造ってもアカン!」ってのが丁寧な言葉で書いてあります。当然のごとく、官僚は「あれは失敗」と分かっていたのです。でも法改正になりませんでした。

ならんかったから、97年には倉敷にチボリ公園が開園(09年破綻)、夕張市は市全体でリゾートへまい進した挙句、07年に財政再建団体になってしまいました。

その20年前の報告書を、それから10年後(つまり今から10年前)に、国土交通省がコピペして「総合保養地域の整備−リゾート法の今日的考察−」ってまとめを出して、もう一回「あれはアカンかった」と言ってます。この時は、基本方針の変更まで行きました。

でもね、私いろんなリゾートと称する所へ行きましたけど、(破綻前の)ハウステンボスでは芋焼酎にイカそうめん。東京ドイツ村では穴子丼にドイツビールですよ。こんなん、絶対におかしい。考えるまでもなく、場内で売ってるのが間違ってるわけです。アホですわ。

この法律まだあるんです。そして使われようとしてます。何のためか分かりますよね。カジノ構想ですよ。でもね、こんなやつらに賭場やらせても儲けられませんよ。競輪場や競艇場行って見てください。商売分からんヤツらにやらせたら、あんなもんです。

カジノ開発が乱立したとしても、公務員に黒タキシード着せたって、挨拶一つまともに出来ないと思いますけどねえ。これまた、ものすごい借金を未来に残すんじゃないかと思ってます。

gq1023 at 06:35│
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