新学期スタート一説によると日本国憲法は無効!?

2013年04月06日

物価を上げるってどういうことなんだろう?

9c349bb6.jpg日本がインフレターゲットで動いているのはご存知のとおり。物価上昇率2%を早期に実現するとアベ政権は言ってます。

当たり前ですが、物価は上がる物があれば下がる物もある。物価を上昇させるためには、将来値上がりする物、つまり今買わないと来年になったら値上がりしちゃう物が売れないといけません。

その筆頭って、当たり前ですが土地です。円安になれば輸入に頼ってる物は値上がりします。1ドル80円が97円になれば、ガソリンや輸入小麦は2%どころか2割上がるのはわかりますよね。でも、支払いも増えるからあぶく銭が増えるわけじゃない。

世の中の賃金って下がり続けてました。土地の値段も下がり続けていました。物価を上げるには、先に賃金を上げるんじゃないって事は誰でも分かりますよね。給料なんて2%程度上がったって、復興特別税でチャラだし、円安になれば電気代やガス代も根値上がりしますからね。

公文式みたいですが、月給30万円の人が2%の賃金アップを勝ち取ったとして30万6千円。これが5年続けば32万5千円弱になります。10年続けば35万8千円強です。30歳で30万円なら40歳で35万円ってことです。なんかイマイチですよね。

ところが、3000万円の家が10年後に3580万円になるとしたら全然違うわけです。金利3%の全額ローンで月々の支払いは32万円ほど。でも元金持ってる人ならどうですか?金利分だけ家賃収入でもらえれば、10年後には値上がり分が利回りです。金利分だけなら月々7.5万円。月々の賃貸収入でも利益が出ちゃうの分かりますよね。

これを億円単位でやってる人もいるわけです。別の言い方をすると、そういう人が動かないと物価なんて動かない。サラリーマンの賃金が6千円上がっても、その人の生活は豊かにならないし、世の中の物価も上昇しないのです。

私は、今回の日銀の「お金の供給量を増やす」って決定が、日本の物価を上昇させると思ってません。安い金利でお金が手に入れば、借りて投資する人も増えるでしょうが、日本国内に投資するかどうか疑問なんです。

2025年の超高齢社会象を見れば分かりますが、今後10年は借金を次世代に押し付けていていれば、なんとかなりそうです。だけど20年の視点で見ると、団塊Jrが65歳に達する。確実に破綻です。20年の視点では国内に投資できないんですよ。

どうなんですかねえ?日本丸に乗ってる乗客ですから、この船が沈没されると私もアウトですが、ぶっちゃけほぼ沈没してますよね。丸腰なのに中国から攻撃受けたり、北朝鮮から誘拐されたりするし、船で使う備品は全部借金で買ってて、燃料は輸入。しかも乗客は老人だらけ。いや、操舵室も老人だらけです。

今回の金融政策がバッチリはまって、借りてた借金全部返して、中国や北朝鮮もバーンっとやっつけて、燃料も国産になって、子供もバンバン生まれて少子高齢化がスパッと消えちゃうことを願ってます。

gq1023 at 08:08│Comments(0)

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