電通鬼十則パソコンは目的を達成するために使うもの

2013年04月02日

漁夫の利

7dda0c70.jpg「漁夫の利」は戦法に関することわざです。

シギがハマグリを食べようと攻撃したが、ハマグリが殻をしっかりと閉じて戦いが膠着。それを見た漁夫が、両方とも生け捕りにしたって話しです。第二次世界大戦でいえば、日本がアメリカと戦っていた時に、ソビエトに北方を持っていかれたのがそれです。

弊社は大規模ショッピングセンター(以下SC)のイベントスペースや多目的ホールのコンサルも請け負ってます。当然ですが、施設側はできるだけ売り場面積を増やしたいですから、これらの施設は最小限の面積で最大の効果を生むようにするのが基本です。

ところが、SC発注主と企画コンサルの間で「大きなステージが必要」とか「綺麗な照明が必要」なんて検討会議が行われて、結果的にゼネコンが設備を全部受注して、イベント利用者にとっては全く使い物にならない機材が山盛りってのもよく見受けられます。

全部お客様目線で「集客と話題性の最大化」って視点で考えれば、過剰な照明設備や、無駄にしっかりした防音性能なんていらないんですがねえ。ここに必要なのは「いい設備」ではなく「人の呼べるor話題性を高められるイベントをやるための設備」なのにねえ。

ショッピングセンターのイベントで「超満員」ってのは最悪です。人が多すぎると事故の可能性もありますし、そもそも回遊性が下がってショッピングできなくなるので売上が下がるのです。

定員のあるクローズドイベントだともっと大変。「満員です」って入場させないとお客様のクレームになるし、ガラガラだと出演者からクレーム来ます。大変なのです。

まあ、根本的なことですが、分かってない方がいまだに多い。別に他の事業でも最終目的が不明確だと、油断してると全然関係ない漁夫に利益を持って行かれちゃいますよ。注意してくださいねー!

gq1023 at 06:36│
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