保身を否定するつもりはない2000年のレース雑誌

2013年03月21日

与那国島への自衛隊配置は無理なのか?

大至急やる事業として決定している「与那国島へ陸上自衛隊沿岸監視部隊の配置」がとん挫しそうです。というのも、予算と希望額の隔たりが大きすぎるのです。

与那国町は、自衛隊の誘致の理由は経済効果としています。そんなもん、町の平均年収を遥かにしのぐ国家公務員が100人以上も来るわけですから、ものすごい経済効果です。

それに対して、陸上自衛隊が100人程度いたからって、中国に攻められた時の防衛力なんて大したもんじゃありません。戦闘部隊100人じゃないですからね。無線の人やお医者さんや整備の人もいますし、それが交代で24時間勤務するんです。

防衛省の予算は用地取得費で10億円。この中には、現地調査費や設計費も入っているので、純粋に用地取得に使えるのは、まあ2億円弱です。だけど2億円もらえるわけですよ。しかも、用地取得の費用とは別に賃借料もあります。

ところが、本年度予算で「用地取得費10億円」って決まった時点で、与那国町では皮算用を「用地取得費10億円」ではじいたみたいで、実際の国の提示との差が大きすぎて、今年度内に決まらない可能性が出て来ました。

別に決まらないでもいいんですが、決まらないと使われなかった予算はそのまま国に戻されちゃう。来年度以降にずれ込むには、来年度で再度予算を通さないといけないのですが、緊急性があると見なされないと、本年度並みの予算が出ない可能性もあります。

国は、島の南の牧場20ヘクタールを年500万円で借りて、それ以外の7ヘクタールを年数百万で借りるつもりでしたが、与那国町は牧場だけで1200万円を要求しているので、ここでも折り合いがついてません。

全体予算で本年度だけで62億円もついてますから、別にお金で解決できない話しじゃないんですが、島を二分する戦いになっていて、推進派は今のままでOKとし、反対派は受け入れ絶対反対になってます。

これ、話しがあるうちに決めないと、いつなんどき「石垣島駐屯に変更します」と言いかねません。だって、石垣島には1500m滑走路を持つ旧石垣空港があるからです。建築しなくても、すでにガラガラのアパートも大量にあります。そのまま住宅にできる。

国防とは言え、なかなか簡単な話しじゃないなあという感じがしております。2015年に自衛隊が与那国島に駐屯するのは、ちょっと難しそうですね。

gq1023 at 05:37│ 沖縄・石垣島 
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