TPP反対集会に違和感を感じるツインリンクもてぎ

2013年03月14日

とうとう羽根まで落ちた風力発電機

96139a37.jpgありゃー、風力発電機って羽根が落ちる所まで来ましたか。

約10年前に、風力発電所設置ブームってのがありました。エコなエネルギーで、しかも観光資源にもなるという触れ込みで、大手商社が様々な自治体に売り歩き、日本中に設置されました。

ただね、そこにはメンテナンスに関わるコストが入ってなかった。耐用年数に関する理解もなかった。そもそも商社や自治体は風力発電システムなんてメンテナンスできない。メンテナンスするにも、風力発電機は大きすぎるのです。

例えば1000kwの風力発電機を例に挙げると高さ100mですよ。支柱だけで70m。でかすぎです。ビルの1階が4mとすれば、25階建て相当になる。そんなの過疎の自治体に設置して、役場の人が管理できるわけないんです。

まあいろんなメーカーのがありまして、海外メーカーのも多いのですが、そんなもん売った担当なんて、とっくに人事異動だったりして、メンテ部品も手に入らない。入るとしても何ヶ月も先だったりするし、ちょっとした修理で数百万から数千万円なんです。無理でしょ。

日本中で風力発電設備は赤字を垂れ流してます。赤字の設備を修理するのはもったいないから放置する。放置すればもっと壊れる。当たり前の構図です。

こんなもん、台風の通り道にある国が設置するもんじゃないんですよ。落雷でも容易に壊れる。海沿いに設置されてるのなんて、錆も深刻です。

だいたい、風力発電施設は稼働率が20%になると超優等生です。一般的には10%程度と言われています。まあ1年中風が吹いてるアメリカ西岸地域でも20%超えてるのは少ない。普通に稼動していても赤字って設備も非常に多く見受けられます。

人知れず日本中で壊れている風力発電設備。壊れてなくても赤字垂れ流しも多い。風力発電設備を社会保障制度や教育制度に置き換えても、この文面は成立します。小さな話しのようですが、日本のシステム全体の縮図みたいなもんなんです。

私ね、和歌山県や山口県の小さな自治体で導入検討されてた時、全力で反対したんですよ。でも私の全力は大手商社の「素晴らしい!」って評価の前では微力でした。そうですか、45トンの羽根が落ちましたか・・・。今はただ無力感だけが残ってます。

gq1023 at 06:37│
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