イオンモールつくばにハーレーのお店とうとう羽根まで落ちた風力発電機

2013年03月13日

TPP反対集会に違和感を感じる

昨日、日比谷野外音楽堂で「国益を守れないTPP交渉参加断固反対緊急全国集会」ってのが行われました。全国農業協同組合中央会(JA)、全国農業会議所、全国漁業協同組合連合会(JF)、全国森林組合、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、大地を守る会、パルシステム生活協同組合連合会、社団法人中央酪農会議が主催したイベントです。

これ、まさに反対派の集会って形なら分かるのですが、完全に動員かけられてて、旅費もらって来てる人が大半で、それぞれお揃いのジャンパーやらハチマキやらを手渡されて、主催者側が作成したプラカードやスローガンの書かれた紙を身にに付けてる。

壇上にもバッチリ出力された様々なスローガンが並び、しっかりと進行台本があって物事が進んで行くのです。心から反対してる人々が、自然発生的に集まった集会じゃないわけですよ。国会議員もちゃんと招集されてる。国会中の昼間にですよ。

基本的に、小麦って85%以上は輸入です。それも政府が価格を決定してる。なぜかというと、国産小麦の生産コストがべらぼうに高いので、市場価格との差を埋めるための、補助金分を輸入小麦に乗せるためです。マークアップって言うんですけどね。

要するに、小麦の価格は「国産小麦農家への補助金+手数料+輸入小麦価格」になってるってことです。国産小麦の価格が1トンあたり6万円以下なのに、生産コストが14万円って言うから、お話しになってないわけですよ。それを補助金で穴埋めしてる。

アジアの小国でも、もっと大規模農業が導入されてるのに、小規模農業ばかりの日本。根本的な解決策が必要なのは、農家自体が分かってるんです。分かってるけど補助金や交付金頼みになってるから、なかなか抜け出せない。

全面的に否定するつもりはないですよ。「第一次産業の生活向上なくして第二次産業&第三次産業の成長ナシ」ってのは、うちの会社の社是社訓でもあります。ただ、攻めの姿勢って必要じゃないですか。「現状維持が素晴らしい」ってのは、今の「じわじわ衰退するのが今後も続く」ってことなんじゃないかと思うのです。

いいですか、讃岐うどんも沖縄そばもラーメンもお好み焼きもたこ焼きもカップ麺も基本的に全部輸入小麦なんです。パン食べないよって言う人でも、大量に小麦を消費してるんです。

回転寿司行くでしょ、一部のマグロ・カツオ・ホタテ・イクラ以外はほぼ輸入。しかも代用魚だらけです。そんな時代ですよ。シャリは国産ですけどね。

「TPP反対=現状維持」ってのは、非常に抵抗感があるのですが、私が特別変なんですかねえ?「コスト度外視の第一次産業維持が、未来の生産者に夢と希望を与える。」とは思えないというのが正直な気持ちです。

私の周りには、自分で販路まで開拓してる生産者が何人もいます。BMWに乗ってるのもいます。毎月1回東京へ来て、シェフのグループと意見交換してる団体もあります。みんな既存の販路や補助の枠組みから飛び出しちゃってます。

輸入オリーブオイルで1本で2万円なんてのも売れてます。国産農産物には、もっと可能性があると思うんですけどねえ。

生産者保護はこれからも必要だと思ってます。ただし、それはTPP反対という団体行動によって獲得するのではなく、将来の国内第一次産業のあり方を考えた上で、構築されるものであればいいなあと感じてます。

gq1023 at 06:59│
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