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2013年03月02日

ホンダF1復帰!?

2956f882.jpg2006年から2.4リッターV型8気筒エンジンとなっているF1。それどころか、コンピューターの制御にも規制を加えています。エンジン形式を統一してコンピューターに規制を加えれば、当たり前ですがパワーは似たような物になって来ます。

しかもタイヤも1社のコントロールタイヤになっているので、戦うための要素は、空力という状況になってます。まあある意味、ものすごいお金をかけている割には、1リッターでどれだけ走れるかを競う、エコラン競技みたいになってるわけです。

エコランと違うのは、その空力も最高峰を目指すことはできなくて、いろんな規制によってヘンテコな形にすることが義務付けられてます。

だから大手自動車メーカーの魅力を得ることができず、ルノー・フェラーリ・メルセデスしか参戦してません。ロシアのマルシャというチームがコスワースエンジンですが、今年限りでおそらく撤退です。

そのF1ですが、じつは来年から大きくエンジン規定が変わるのです。それが2.4リッターV型8気筒から1.6リッターV型6気筒ターボへの変更。ようするに全面変更です。しかもガソリンの量が徹底的に規制されます。

今もね、カーズ(KERS)っていう運動エネルギー回生システムが付いてるんです。ディズニー映画じゃなくて、ブレーキング時の熱エネルギーを電気エネルギーに変えて貯めておいて、「ここだ!」って言うときに数秒間だけ超パワーアップできます。

ワゴンRが「発電する軽」って言ってますし、プリウスも同じような機構なんですが、これらはエコラン用なんです。これをパワーアップ用にしたのがカーズです。

来年からのF1は、これに加えエンジンを電気的にコントロールして、飛躍的に燃費を良くしなければいけないのです。そう走る実験室と呼ばれたF1が戻って来るのです。

先日ルノーが2014年仕様のエンジンを公開しました。その時、間違いなく2014年には新たなエンジン供給メーカーが参戦して来ると予言しました。なぜ予言できるか?F1のエンジン開発者って、メーカー間を常に移籍してるのですが、その人材市場が活発だからです。

フェラーリが大成功した時のエンジニアであったジル・シモン。表彰台で見たことも何度もありますよね。プジョーV10でルマン制覇して以来、フェラーリ・マクラーレン・フェラーリとF1エンジンを開発し続けてきた人物です。この人、ホンダにいるとの噂なんです。

そういえば、ホンダってこんなエンジン作ってたでしょ、そうセナ・プロスト時代のエンジンは1.5リッターV型6気筒だったんですよ。なーんだ、牛乳瓶半分の100ccしか違わないじゃないですかねえ。

まあ、そんな程度の違いでないことだけは間違いないのですが、どうもホンダがF1エンジンの開発をやってるってことだけは、間違いないようです。

gq1023 at 06:39│Comments(0)

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