東京に雪だって?お金がある所にはお金はある

2013年02月06日

日銀総裁が任期前に辞任

1b3f3f82.jpg日本銀行総裁が、なんと不祥事もなく身体的な問題もないのに任期前辞任することを表明しました。4月8日だったかが任期でしたから、せいぜい20日程度前倒しで辞めることになります。

なぜそんなにしてまで辞めたいかと言うと、4月頭に日銀の金融政策決定会合があるのですが、副総裁は3月19日が任期なので辞めちゃうんですね。つまり新しい副総裁と白川さんは金融政策決定会合をやらなきゃいけない。でもやってもすぐ任期になっちゃう。

なんで総裁と副総裁の任期がずれてるかというと、5年前の日銀総裁人事において与党案を民主党が反対しまくって、バカみたいに何度も却下したために、3週間ほど日銀総裁がいない期間ができちゃったからなんです。中央銀行のトップ不在ですよ。超異常事態だったんです。

だから、本来は正副総裁が一緒に辞めるのが当たり前なので、その状態に戻すための辞任なんです。つまり記者会見では「いや元々正副総裁は同時に変わってたんで、それに戻すだけです」そう言えばいいでしょ。

だけどなぜか、そう言わずわざわざ「政府からの圧力はまったくございません」とか「金融政策の使命は、物価の安定を通じて国民経済の健全な発展に資すること」とか「決済システムの円滑な運行の確保をもって、金融システムの安定に貢献していくこと」なんて言ってる。

そう言われると、我々も素直じゃないから「政府の圧力がありました」「(政府の介入による)金融政策決定のおかげで物価の安定が図れず、国民経済に迷惑をかける」「決済システムが偏っていて、不安定になってる」と言ってるように聞こえちゃうのです。

日銀って禁じ手使って国債を買わされてるんです。結果的には通貨の流通量より多くのお金を市場に出してるはずなんで、とっくにインフレになってないとおかしい。だけど現実はデフレなんですよ。この状態で2%のインフレに持っていくのは、やっぱ難しいんですね。

国債を買うってことは、国が借金してバラまいてるわけです。ところが大半が健康保険と年金の支払いになってるんですね。働いて毎月50万稼いでた人が、退職して年金12万円で暮らすようになれば、経済が縮小するのは当たり前ですよね。その人たちは安いものを探して買うわけです。

インフレに持っていくためには勤労者所得を増やさないといけない。だけど、そうはならないようになってるんです。さーて、政府案は無策。あえて言えば、昔のままの公共投資やるだけ。全責任は日銀にあるという閣僚までいる始末です。どうしますかねえ?

まあ、与党には次の総裁人事案があるでしょうから、次こそは無事に空白期間なく総裁が決まる事を祈っております。

gq1023 at 06:13│
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