テレビカメラの進化ニューヨークタイムズの787に関する記事が変だ

2013年02月04日

4Kテレビは確実に普及する

746b2239.jpg最近4Kテレビという、今のフルハイビジョンの4倍の高画質を実現したテレビが必要かどうかといった論議が最近盛んなのですが、私は毎回同じ事を言ってます。それは「4Kテレビは確実に普及する」ってこと。ただしそのためには、いち早く安く制作から放送までができる技術を確立して、いち早く放送市場のネクストスタンダードの地位を獲得しないといけません。

放送機材というのは、常に何年かに一度は更新が必要です。その時にしっかり「次は4Kだ」と認識させる活動が大切なのです。次の放送は4Kだという雰囲気になれば、制作側はその機材を買います。CM制作なら、高画質カメラはどんどん採用しますから、まずはそこから普及でしょう。もちろん各機材は、既存のフルハイビジョン画質にも対応していることが前提ですけどね。

そもそも、今のフルスペックハイビジョンじゃ、大画面テレビではお話しにならない。ちゃんと見てられるのって42インチまででしょ。47インチ以上を買った方は、通常のテレビ放送の画質に愕然としてるでしょ。画質粗いですよね。

でも世の中は50インチ以上へと向かってるんです。日本市場では50インチ以上って現実的じゃないかも知れませんが、実際のテレビ市場ってのは日本が中心じゃないですからね。

私は4Kテレビについて、メーカー内で「普及するかどうか」じゃなく「いかに高値を維持するか」って論議をしちゃってるんじゃないかと思うのです。それが「4Kテレビが必要かどうか」って論議にすりかえられてる。

そうじゃなくて、4Kは必要だけど、劇的な速度で展開する価格低下の波に呑み込まれる前提で事業モデルを構築しないといけない。それが出来ないなら、早急にテレビ事業からの出口戦略を構築しないといけないって事だと思うのです。

3Dは普及しないって言ってたでしょ。だって技術は何十年も前に出来てましたもん。だけど、誰も興味を持たなかった。ただ4Kは違いますよ、見るからに画質が違う。思わずハッとするってのが正しい表現だと思います。

ぶっちゃけ既存のテレビ放送なんてあと何十年も続かないでしょ。インターネットの速度はどんどん速くなり、どこでもwifiで接続できるようになり、タブレットPCもどんどん軽くなり、バッテリーも持つようになる。誰にでも想像できる通常進化ですよね。

だったらテレビも進化しないとダメ。そうしないと、駆逐される日が早まってしまいます。ただし、その圧倒的高画質は、既存のインフラで送れるようになっていることが大前提です。未来が見えない放送局にさらなる追加投資をする余地は残されていないですからね。

今都会の若者はテレビ買わない人も多いんです。どうやってるかって?スマホのワンセグですよ。充電器につなげばテレビと同じでしょ。どうせワンルームだから、テレビがないほうが、部屋も広く使える。

彼らが買いたくなるテレビって、やっぱ大画面じゃないと分からない番組コンテンツの充実です。ウォーリーを探せみたいなヤツね。メーカーが、そういう大画面時代の番組作りに入っていかず、ただ機械だけ作って「売れた」「売れない」ってやってることのほうが問題だと思います。

最後に、テレビ製作者の皆さんにもお願いがあります。この液晶大画面テレビの時代に、お笑いタレント大写しだらけの番組はやめてください。マツコデラックスが超マツコデラックスにならないような、新時代の画作りをお願いいたします。

gq1023 at 02:25│
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