大震災発生!あなたの身を助けるのは近所の人だFAAが787の全世界における運行停止要請を発表

2013年01月17日

JAL・ANA787全機運行停止の衝撃

822ab030.pngボーイング787のローンチカスタマーANA。ローンチカスタマーとは一番最初に注文した人のことで、ちゃんと飛ぶかどうか分からないというリスクをのんで、その代わり言いたい事を言わせてもらい、さらに安く買えるというものです、

しかし、その判断は正しくなかったかも知れません。とうとう787で脱出用スライダーが使われる事態が発生しました。

この機材、テスト中から出火してます。バッテリーの不具合って言ってますが、バッテリーにダメージがあるってことは過電流や加熱があったという事。ようするに電気系統に問題があるのです。言い方が違うだけですが、電気系統に問題があったら一大事です。だってこの操縦桿はじつはダミーで、本当はジョイスティックになってるんです。

エアバスは子供だましの操縦桿はとっくに外してますが、ボーイングは航空機マニアが好きそうなそれっぽいのを付けてます。だけど現実にはこれは電気信号を送るだけのジョイスティックですから、電気がなくなると操縦はできなくなります。

まあ電気が止まっても、空気の力で発電機を回して必要な電源は確保できるのですが、根本の電気系統がいかれてしまうとアウトです。

全機運行停止ということは、すでに787を嫌がるお客さんがいたって事です。おそらく乗務員にもいたのでしょう。アメリカ連邦航空局の指示で止めたんじゃなく、自発的に止めるってことは、この機材じゃ商売にならんって事です。

先日からボーイングは、インシデントがあるたびに気が狂ったように「大丈夫です」ってアナウンスをリリースしてます。ボストンのJAL機の件は「Boeing Statement on Japan Airlines 787 Event in Boston」ってタイトルです。イベント?インシデントだよ!

普通なら「重大なアクシデントに至らず、軽微なトラブルで終わっているとはいえ、ボーイングはどんな些細なトラブルも、重大な事故の前兆としてとらえ、徹底的に調査することと致しました。安全はすべてに優先するそれがボーイングです。」って書くべきでしょ。

この機材は今後の両社にとって、メインになる機材だけに、ものすごく深刻な事態となっております。しっかりと問題が確認され、その対策がとられた上で、運行に復帰することを祈っております。

gq1023 at 08:45│

この記事へのコメント

1. Posted by キャプテンデイビス   2013年01月24日 00:15
英語では事件をイベントというのです。和製英語とはニュアンスが違います。
2. Posted by Hippo   2013年01月24日 22:56
なるほど、海外に住んでいたので英語は普通に話すのですが、それは知りませんでした。航空業界では、一般的にマイナートラブルであっても実害に発展する可能性のある事態にはincidentを使っていたのですが、次からはeventに変えたいと思います。
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