松井秀喜引退初期型モンキーその後

2012年12月28日

生き金を使わさないと日本企業はダメになる

289a7c28.jpg企業ってのは投資が命です。未来への投資が明日の活力を生み出すのです。私が日本に帰国して企業に就職したのが23年前。世はバブル末期で、お金が飛び交ってました。

その中には、ただ高い店で飲むだけだったり、意味もなく高級車を買ったりという「死に金」も多く含まれていましたが、同時に未来への投資「生き金」もその何倍も含まれていました。

何が生き金で何が死に金かって?私は実感しましたよ。要するに、人への投資が生き金、有価証券・不動産なんて金融資産は死に金です。人が育てば国は栄える。人が育たなければ国は滅びる。簡単な話しです。

当時タクシーチケットなんて何枚でも使えましたよ。でもね、仕事で2時や3時になっても使わない。使わずに貯めておくんです。ようは家に帰らず会議室で寝る。そして取引先の接待の時に店の女の子に配ったり、女の子を引っ掛ける時に使うんです。

だって、自分が残業したからって、密かに夜中にタクシー乗っても自分以外誰も幸せにならない。だけど自分で苦労して獲得したタクシーチケットって所得と同じですよ。それで太っ腹な所を見せれば「大野さん(の会社)って太っ腹だなあ」って思ってもらえるでしょ。

企画会議してたって、「煮詰まって来たなあ、明日映画観てから集まろう!」とか「週末みんなで温泉企画合宿でも行くか?」なんてやってました。ぜんぜんお金なんてかかってない。会議室で時間つぶしてるより、よっぽど効果的です。

今や大企業では管理セクションっていうのが幅をきかせてます。「経費を削減しました」って報告するのが仕事。「電気は20時で一斉消灯・タクシーチケット廃止・残業規制導入」それ、私には「全員のやる気スイッチOFFにしました」って聞こえるんですよ。

「20年前と比較して通信費と文具費が激増してます」なんてやってる。当ったり前だよ、携帯電話にインターネットでしょ、文字間違ったからって修正液で消さないでバンバン印刷しちゃうでしょ、そんなもん激増して当たり前です。

もっと会社のスローガンに「生き金は使え!」なんて書けばいいんです。

「先人たちが必死に戦ってきた。だから今日の我々がある。今も必死に1円未満のお金を必死に切り詰めてる仲間がいる。必死に1円未満のお金を積み上げてる仲間もいる。それは今を生きるためじゃない。過去に感謝し未来につなげるためだ。そう、生き金を使おう、未来のために!」

その程度の事ぐらい、大企業の社長なら正月の挨拶で言ってみろって言うんですよ。ケチな事言うなよって話しですよ。政治家も建設費削って老人に配るのを「コンクリートから人へ」なんて言ってる。違うでしょ、ちゃんとしましょうよ!

エレベーターに「2UP・3DOWNは階段で」なんてポスターデザインして、印刷して、メールで全社員に配信して、「2UP・3DOWN普及委員会」なんての立ち上げて会議して、「エレベーターの電気コストを5%削減しました!」なんて報告してる人がいるとしたら、あきれ返ります。

不適切な支払いは社内規定に違反してるかもしれませんが、その金が会社の未来に投資されてたらOKでしょ。競馬やカジノじゃダメだけどね。

「月間経費:事業部長500万円、部長300万円、課長100万円」なんてのを密かに内部通達するより、全社員経費リストってのをみんなで見えるようにしたほうが、よっぽど不正経理事件って減るんじゃないかと思います。

「なんだよ社長、経費でバイクレースやってんじゃん!」とか「うちの部長、六本木のマキちゃんってのに入れ込んでるんだよねー」なんてのが全部会社経費だったりしてるのがバレたら困るから、そうできないんでしょうね。はーヤダヤダ。

元従業員等による不適切な支払について

gq1023 at 12:04
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