オッチャンと同じ事を京大・藤井教授も言ってるやん!なぜ株価に興味がない人がいるのか?

2012年12月09日

「TPP交渉参加に反対」の理由が分からない

9b706526.jpgTPPってのはシンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドが4カ国の間で経済の自由化を図ろうということで発効した経済連携です。あくまで小国間での連携を強化し、自由貿易などによってその国家的地位や基盤を向上させようというものです。

2010年から拡大交渉がはじまり、アメリカとオーストラリアが参加を表明。東南アジアはマレーシアやベトナムが参加したので、あとは中国・インド・インドネシア・日本といった所が参加するかどうかが焦点です。

じつは日本は昨年中に「交渉参加を表明する」と非公式にアメリカ側に伝えていたとされています。そして約束をブッチ切りました。じつは2011年11月のAPECハワイ大会の目玉は、この日本のTPP参加だったのです。東日本大震災でウヤムヤにして「9月に首相も変わったばかりなんで・・・」なんて言って「2012年中に決めます」って逃げたわけです。

おかげでAPECに参加するすべての東南アジアの国々にまで日本はガン無視されました。無視というよりは「野田はうそつきだ」って感じですね。今年のAPEC・ウラジオストック大会では、TPPの事前会合や協議にすら呼ばれませんでした。

今年11月カナダとメキシコがTPP交渉参加を表明しました。ここは元々アメリカと自由貿易協定を結んでいるので、当たり前とは言えますが、当初このタイミングで日本も交渉参加を狙っていたのですが、これもウヤムヤとなり、とうとう「2012年中に決定」も無理になりました。

交渉に参加しないって事は、「日本の都合は勘案しない」って事です。大きな枠組みで物事が動いている時に、何の意見を発することもできないまま、その内容が決まるってことです。いろんなものが日本を素通りする「ジャパンパッシング」が話題ですが、これもその一つです。

「TPPに参加すると日本の農業が壊滅的打撃を受ける」とする根拠は何なのか?小麦や大麦なんて多額の関税かけてるけど国産なんて皆無に近い。そもそも野菜の関税なんて大半が3%以下になってる。根拠のない反対は、ろくな結果を生み出さない。

沖縄のサトウキビ農家をテレビで写して「砂糖の関税は300%、これが撤廃されると大打撃を受ける」なんてコメンテーターが言う。そして視聴者が真に受ける。こんな事をやってたら、誰も真実が分からなくなる。

沖縄のサトウキビで作っているのは黒糖。これは実質的に自由貿易に近い。しかし輸入量は全体の1/3にとどまっている。理由は補助金や助成金が大量に投入されているからです。安い価格で卸しても、農家は一定の補償額を受け取れるのです。大幅に関税がかかってるのは砂糖です。

農家の皆さんは、日本が交渉に参加しなかったTPPを押し付けられるのが良いか、交渉に参加したTPPに加盟するのが良いか分かりませんか?日本の方針はアメリカが決めるのですよ。TPPにアメリカは参加する以上、日本は追随せざるを得ない。それなら後者が良いに決まってるじゃないですか。

私なら「見よ日本の関税率!見よ世界の関税率!」って表をつくって貼り出しますよ。新聞広告打ちますよ。こんなお門違いのTPP論議が行われている現実に、私は非常にがっかりしています。

gq1023 at 06:31│
オッチャンと同じ事を京大・藤井教授も言ってるやん!なぜ株価に興味がない人がいるのか?