鈴鹿サーキットでまた死亡事故また発生した粉飾決算による倒産

2012年11月09日

鈴鹿8耐のタイムに見る安全対策

1e0a5c11.jpg85年にケニー・ロバーツが衝撃のタイムでポールポジションをとったタイムは2分19秒台。ところが90年にはマイケル・ドゥーハンが2分13秒台をたたき出しました。

それでもタイムは毎年1秒づつ短縮されて行きました。ただ、2分9-10秒あたりで数年間止まってた時期も数年間あったんです。ところが00年に2分7秒台が出ました。もちろん開発競争も激しくなっていきます。そんな中の03年4月、世界GP開催中に加藤大治郎選手の死亡事故が発生しました。

04年にバイクの速度を低下させるためのシケインが増設されました。最終コーナーのシケインの角度見直しや、各コーナーのセーフティーゾーン拡大も行われました。すべては安全重視の視点によります。

今年の8耐のタイムを見てみると、トップは2分7秒台。20位のチームでも2分12秒台です。30位で2分13秒台。90年のドゥーハンより速いタイムで何十台ものバイクが走って、レースが競われているんです。

この理由はタイヤのレベルアップ。ハイグリップの滑らないタイヤが開発されたんです。今のバイクレースでは、このハイグリップタイヤを速い速度で押しつぶして走る必要性があります。タイヤがつぶれると路面と接地する面積が広がるので滑らない。だから速くコーナーリングできるってことです。

そのためにはより速くコーナーに飛び込み、車体を前傾にして前輪をできるだけ押しつぶしつつバイクを倒して行って、曲がり切ったらできるだけ速く大きくアクセルを開けて、リアタイヤを押しつぶしながら加速する。コーナーは、みんな滑らないハイグリップタイヤをズリズリスライドさせて走ってます。すさまじい光景です。

昔のタイヤではそんなことは出来ませんでした。タイヤが滑らないようにバイクを倒さないために体を落としていたのですが、今はバイクと体は一緒のままで、路面にヒジが触れそうなぐらい、ベッタリと倒しこんで行きます。すごい事になっているのです。

バイクの改造範囲がレギュレーションで制限された結果、無理な改造を行うチームが減少し、レース中のエンジンブローは激減しました。オイルが飛ばないようにするカバーやカウル形状も徹底され、コース上のオイルに乗っての重大事故は極端に減ってます。

ですから今は、ハイグリップタイヤでの走行に対応した安全策が求められてます。F1でも1社独占によるコントロールタイヤ制度が導入されてますよね。むやみにグリップ競争に向かわないようにする安全策の一つでもあります。でも、それじゃあ楽しくないですよね。

いったいどうするのが正しいのでしょう。1種類のバイクと1種類のタイヤで競争させて速いライダーを決めるのが楽しいのでしょうか?

8耐の観客は減っているというのに、80年代の鉄フレームバイクを中心としたレース「テイストオブツクバ」は超満員。何か自分も変わっていかないといけないかもしれないと思い始めております。

gq1023 at 06:53│ バイクレース(含む8耐) 

この記事へのコメント

1. Posted by IKF   2012年11月09日 19:47
4 ワンメイクは、つまんないです。 色んな車両 メーカー パーツメーカー いたほうが、楽しいのと、マシン見るのが楽しいです。 8耐 すくなくなりましたね。 昔みたいな、耐久チーム こないし、 スター いないし、全日本の ただの耐久レースに成り下がったのが原因です。
2. Posted by Hippo   2012年11月10日 08:04
> IKFさん

今の8耐には全日本チームすら出てません。パーツメーカーもヨシムラだけです。だってロードライダーや月刊オートバイの読者には、何のアピールもできませんからね。ホンダは車両サポートがないので、トップチーム3or4台と社員チームしか出てません。市販車改造クラスのレースは、結局メーカーのアピールにしかならないので、パーツ屋もバイク屋も出てこないのです。
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