捏造事件洗剤爆発しましたか

2012年10月20日

なぜ虚偽の自白をしてしまうのか?

なぜ逮捕されると虚偽の自白でもしてしまうのか?理由は簡単です。自白するしか外部と連絡とる方法がないんですよ。

現行犯じゃなくて、捜査された上で逮捕されるのって、大体変な時間です。明け方の5時とかに突然ピンポーンってやられる。内偵でね、絶対いる時間を特定されるんですけど、周囲の人に気づかれずに逮捕したいから、ものすごく中途半端な時間になるんです。

しかも、誰にも電話もできず逮捕されるんですよ。予定が変わるって連絡もできない。仕事はもちろん無断欠勤です。えらいこっちゃなわけです。

誤認逮捕なんだから否認するでしょ、そうすると逃亡の恐れアリとなるので、誰とも会えない「接見禁止処分」が下る。そして検察に送致されて10日間の拘留延長って措置が出ます。誰にも連絡できないまま、逮捕から2〜3日拘留された上で、さらに10日間の拘留となるんです。

誰も味方なんていませんよ。刑事課は犯人だと断定していて、それで裁判所に逮捕状を請求して、それが認められて逮捕されてるわけでしょ。否認するってのは逃亡の恐れがあるからって前提になってるんです。

じつはね、当番弁護士制度ってのがあって、初回無料で弁護士呼べるんですよ。だけど、身に覚えのないまま逮捕されて、「弁護士呼べ!」っていえる普通の人っています?しかも呼んだ上で「俺は絶対やってないからボロ儲けだぜ!」って言えます?

正直言って、当番弁護士が来たとしても、言うことなんて「私はどうなっちゃうんですか?」しかないですよ。でもね、初対面の弁護士が言えることは「私には分かりません。逮捕されたことを伝えたい人がいれば私が連絡します。」ぐらいのもんです。

もし逮捕されても素直に認めて、送検されても嫌疑を認めれば、軽犯罪で逃亡の恐れナシなら、早々のうちに外に出られます。ただし、立小便でも否認すれば10日間の拘束です。そして、10日拘留が決まると、自動的に次の10日間も拘留となります。

怖いでしょ。こんなの学校や家庭で指導して欲しいですよね。でも教えてくれないから、結局は逮捕されてから現実に直面することになる。そして虚偽自白&罪確定となるのです。

最後になりましたが、弁護士って誤認逮捕事件には詳しくありません。そもそも弁護士の大半は刑事事件なんて扱ってません。儲かりませんから。立派な弁護士は刑事事件なんて扱ってないから、逮捕された時には役に立ちません。

とってもすごい、日本の捜査&立件システムのお話しでした。

gq1023 at 05:39

この記事へのコメント

1. Posted by IKF   2012年10月20日 18:32
5 いや〜 勉強になりますね。 日本権力を、垣間見てすげ〜 話と感じました。 警察24時 バリバリな話ですね〜。スピード違反も、そ〜なるんですかね〜。
2. Posted by Hippo   2012年10月22日 01:41
> IKFさん

スピード違反でも否認すればそうなります。ただし、逃亡の恐れがない場合は、送検されても嫌疑不十分のまま釈放となると思われます。

今の警察で青少年事件担当って人々は、全員インターネットのプロです。昔のようにゲームセンターやパチンコやにいる子供たちを補導してるわけではありません。今やすべての事件はネットを介して行われるのです。いじめも恐喝もすべてやる側やられる側がネットに書き記して意る場合が大半なのです。

この人達にクロって断定されると、刑事課や検察庁なんてネット犯罪の素人ですから、どんなに否認しても意見は抹殺されます。それがネット犯罪の、とってもこわーい所なのです。
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