若干の認識のズレタイホンダの流出写真

2012年09月29日

片山敬済さんのFacebookから

25a69c6f.jpg元世界GPチャンピオンの片山敬済さんのFacebookに「理性の眠る夜に見る夢」というコメントがあり、ちょっと思った事をメモ。

人は安易に「限界に挑戦せよ」と言うが、それを実際に行動に移す人は限りなくゼロに等しい。レースファンは多いがレースを実際にする人は少ない。「お金」「ケガのリスク」「自分には出来ないと思う心」「家族」など、レース参加を阻む常識的で理性的な理由が多いのは分かる。

それでもそこに参戦してトップを取り、世界の頂点で戦うというのは、それらの理性を眠らせるということのようだ。人の中に必ず潜むという狂気を意図的に引き出し、片山氏はそこで戦っていたのかもしれない。

その世界を彼は「驚愕と喜びの世界」と称している。この程度の装備を身につけ、サーキットの安全装備もタイヤバリアに牧草フェンス程度、それで非常に敏感な車体を操り、貧相なタイヤが路面を離さない事を祈り続けるのは簡単ではないはずだ。

「理性の眠る夜に見る夢」は、常識と理性を眠らせ、「絶対無理」な領域にアクセル全開で飛び込むぐらいの領域だったであろう。そんな事を感じた。「ごめんねバカで。でも賢く生きるというのが、常に常識の範囲内に留まり続けるという意味なら、つまらなくないか?」って言われた気がした。

「常識的に考えて無理ってことをやれよ」と、この「理性の眠る夜に見る夢」は、強いメッセージを贈ってくれた。ありがとう。

gq1023 at 05:51│ バイクレース(含む8耐) 

この記事へのコメント

1. Posted by IKF   2012年09月29日 18:05
4 片山敬済さん。大好きなライダーで、今でも、自分の部屋に、パネルがあります。常識の中の無理。 お金が、足りない。時間が足りない。人が足りない。 間に合わない。ない、ない、って 会社でも、飛び交いますが、そんな、範疇の中では、もう〜生きていけません。ウルトラCないか、今まで、信じて疑わないこと なんでやってるの〜 とか、 必死で、考えてます。片山さん、自分に、厳しく 克己心が、強く、雑誌で、活躍を知るしか手がなかった時代に、世界と戦っていた。
2. Posted by Hippo   2012年10月01日 05:53
> IKFさん

なぜあの頃、タカズミさんに憧れてたのか?それが、なんとなく分かったように感じられたのが、この記事を見た時の素直な感想でした。

「できない」っていうネガティブな気持ちはみんなの中にある。でもそれを「できる」に変えるスイッチを、自ら押さないのはダメだよと言ってくれました。

少なくとも、私の「やる気スイッチ」だけは、このメッセージで押されたような気がします。
若干の認識のズレタイホンダの流出写真