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2012年08月07日

いじめ自殺に犯人がいるとは限らない

5608664a.jpgいじめ事件と書くと事件のようにも見える。いじめ問題と書くと問題のようにも見える。でもセンセーショナルなのは事件であって、問題なんてやさしい話しにしたくない。そうしないほうが視聴率も取れるし雑誌も売れるから。

いじめで1人の子供が亡くなる。その遺族が知りたいのは、どんないじめがどういう環境で発生したのかだ。でも周囲はおもしろおかしく騒ぎ立てる。

「いじめの主犯格はPTA会長の息子!」とか「金品を持ってこさせて豪遊」なんて書いて、大騒ぎにしようとする。誰かを犯人と見立てて、正義と悪のストーリーにして大さわぎに話しを持っていこうとする。

アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所の話しは、ナチスがユダヤ人を殺したという単純な話しではない。そこに大量の人を乗せた列車が毎日来るのを、その周辺に住む人々は知っていた。そしてその列車は、帰るときには空になっていることも。

全員が黙殺したのだ。政府と社会とそこに住むすべての人々が、みんな寄ってたかってユダヤ人を殺しだのだ。連合国は収容所を開放した後、この社会犯罪を戒めるため、地域住民に大量の死体を強制的に見させた。そして人々は自分の犯した罪の大きさを感じ取った。

いじめ問題でバカ騒ぎするメディアもおかしいが、それを見て心を痛めない生活者もおかしい。学校という名の強制収容所に子供たちを送り込み、自殺という名の処刑を執り行っているにすぎないのではないか?まず各自が自分を責めるべきではないのか?

物事には犯人がいるとは限らない。犯人という名の架空のスケープゴートに騙され、国民一人一人がが変われないとしたら、自殺問題はなくならない。変えなければいけないのはまず自分だ。いったい私の何を変えれば良いのだろう…。そこが最大の問題だ。

gq1023 at 10:26│
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