桑名さん頑張れ!WBCへのプロ選手参加拒否について

2012年07月21日

はじめて働いた自動車工場での経験

中学1年生ではじめてアルバイトに行った自動車工場。親に頼み込んで行かせてもらったんだけど、そこで待ってたのは本気の恐ろしさばかりでした。

まずビックリしたのは劇薬の数々。バッテリー液で火傷し、ブレーキ液で服に穴が開き、塗装のはがし剤では皮膚に大きな炎症ができました。

しかもグラインダーでいろいろ削る。それも無理な体制で作業するから危ない危ない。車をリフトで上げるんじゃなくて、ジャッキで少しだけ上げて寝板ってので車体下に潜り込んで作業するのも多く、本当に怖い思いを常にしてました。

しかも先輩たちが怖がらせるんですよ。「ブレーキ失敗したら人が死ぬぞ」とか、「修理してまっすぐ走らなくなったらお前のせいだ」なんて言われる。だからこそ、わからないことを聞くわけです。「ブレーキのエア抜きってどうやるんですか」ってね。

失敗すると人が死ぬかも知れないお仕事の経験は今も生きてます。今は広告やイベントですから、まあ強烈な失敗しても人は死にませんけど、分からないことがあったら聞く。同じ事でも何度も確認する。成功は当たり前で自分の手柄ではない。中学生の時のお仕事体験が、今も役に立っているのです。

高校生のアルバイト禁止なんて馬鹿なこと言ってるから、大学卒業しても働かないヤツが出るんですよ。何よりも教育に良いのは働かせることです。そうすれば働く喜びと難しさを学ぶことができる。何よりもまず若いうちから何でもいいから働けって思ってます。

gq1023 at 06:12│Comments(0)

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