謝罪なければ審議拒否…民主“大量造反”で自公高中正義をYouTubeでみちゃいました

2012年06月27日

今読んでも「列島改造論」はすごい!

0c109d4c.jpg田中角栄氏が総理大臣になる前に主張したことを、通産省の秘書官であった小長啓一氏がまとめたと言われる書籍です。これがすごいのは、田中氏は高卒&小長氏は岡山大卒であったということ。一中・一高・東大が当たり前の時代に、そんなアウトロー達が書いた本なんです。

今の政治家たちは理念とか空想ばっかりで具体性がないでしょ。でもこの本は違う。全部具体案。首都過密と地方過疎が今後も続くと予測した上での高速道路網&高速鉄道網の整備や、集中的な設備投資による国家の永続的繁栄を考えたプランの数々は、今見ても素晴らしいものです。

ただ、この本見て「この森に新幹線が通ったらボロ儲けでっせ」なんて言う原野商法が出たり、公共工事請けた業者が「1回もらったら、生活保護みたいにずーっと続きまっせ」なんてウソぶいたから、今みたいになっちゃいました。

グリーンピアや原子力発電所といった負の遺産も、この列島改造論によって造られたのですが、これがなかったら、今も東北や上越に新幹線で行けなかった事でしょうし、高速通信時代の到来を予測していて、電電公社への光ファイバー事業への大規模投資を決定してます。

今の社会保障費問題なんて、15年も前に橋本内閣がやろうとしたことじゃないですか。政権交代だって、そのはるか前に細川内閣で実現してる。あの頃から分かってた話しじゃないですか。だけど、先送り&審議拒否ばっかりやって今日まで来てる。

先送りしてもいいですよ。その代わり、新しい未来への提言が欲しい。何の提言もなく、金のかかる部分だけ切り捨てるんじゃ、夢も希望もありゃしない。とうとう借金1000兆円になって年金の原資がなくなって、消費税増額で国民全員から罰金みたいに徴収ですよ。

年寄りを切れって。そこに投資して得られる物は議席しかないんだよ。金がないんだよ。弱者切捨てって当たり前だろ。社会保障ってのは、借金してやるんじゃないんだよ、余った金でやるんだよ。国家ってのは、もっとダイナミックなもんだよ。老人介護の充実なんて小さな話しじゃねーんだよ。

少子高齢化なんだから、過疎の村は生活圏を小さくして、ごみ収集や道路整備の費用を最低限に抑える努力が必要だし、無駄な空港の廃止も必要でしょ。インターネット時代に振込用紙と印鑑持って来いなんて制度があること自体、バカバカしくて涙が出てくる。

引越しで住民票移したら、住民票持って警察行って免許証の住所書き換えろなんておかしいでしょ。どこかに出したら、ビシッと変わって当たり前でしょ。

骨のある政治家と官僚によって、今一度日本が変わる日が来る前に、自分自身が日本をあきらめて出て行かないようにできるかどうか、とても自信が持てない私です。

gq1023 at 06:59│Comments(0)

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