沖縄本土復帰40周年絶対尾崎豊を必要としない男

2012年05月16日

ギリシャの姿を見て日本は反省しないといけない

大手5銀行グループの、2012年3月期決算の数字が昨夜発表されました。前期比36%アップの約2.4兆円の利益だそうです。その理由は積み上がった国債益。国が借金を激増させた結果、大量に国債を買わされた銀行の利益が上がったということです。

もう大手銀行は、窓口業務も企業への貸し出しもATM運用もやらないほうが儲かるのです。人なんか雇う必要もないのです。実質的には投資なんてやってません。形だけ制度融資の窓口業務やってるようなもんです。国債だけが利益なのです。

先週末、来年3月期には法人税の納付を再開すると発表した大手銀行。三井住友銀行が15年ぶり、りそなは18年ぶり。バブル期に自業自得でつくりあげた巨額の赤字を使い、欠損金をひたすら繰り越すという裏技によって、大幅な黒字でも法人税を支払わなかったのです。

日本の大手銀行は、もはや企業に資金を貸し出し、企業を繁栄させることでリターンを得るという金融機関的な業務をやってないのです。国債発行以外に無策の政府と、サービス低下と負担増を極端に嫌う能天気な国民によって生み出される利益。先に待っているのは崩壊です。

ギリシャ財政は破綻しているものの、なんとかEU内にとどまるため、財政健全化へ向けて舵を切っているはずでした。そのために連立政権が樹立される方向でした。

しかしギリシャ国民はサービス低下と負担増を極端に嫌った。次の政権奪取を狙う野党各党党首はが一斉に与党案に反対。財政健全化どころか、連立政権協議の場が、ただの政争だけのための集会と化し、結局来月に再選挙をやることだけが決まりました。

まあ、ウケ狙いのマニフェストを打ち出した党が圧倒的人気を集め、緊縮策だけがなくなり、EUから切り離されたギリシャという国は、EU内の小国から貧しい小国に変わっていくことでしょう。

毎年マイナス5%が続けば5年でマイナス23%。月額30万円の賃金の人は、23万円になってしまう計算。それでも物価だけが上がっていればいいですが、まあギリシャはEUと切り離されれば物価も下がる。貧しい国になるだけです。

日本国民が我が国はギリシャと違うと感じていられるのは、日本政府の借金を他人事と思っているから。でも日本とギリシャの違いは、借金を隠していたギリシャに対して、公表している日本ぐらいの差でしかありません。

政府が破綻しても、国債がダメになっても自分の生活には影響がないと思っていますよね。いえいえ、即座にダメージ出ますよ。金利が上がるってことは、ローン金利が上がるってこと。住宅ローンも家賃もドーンと跳ね上がります。

企業の借りている資金の金利も上がりますから給与は下がる。社会保障はカット連発。公共料金は値上がりし、ゴミ回収や救急車の運用は完全民営化されるかも知れません。

自民党の消費税10%案の受け入れを表明した民主党党首に対して、民主党内で反対意見が出ているだけじゃなく、自民党からも異論が出てますよね。末期症状ですよ。もう政策より政争。ギリシャの騒ぎを反面教師にして、自国を今一度考えないといけない時期かもしれません。

gq1023 at 07:17│
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