映画サンゴレンジャーギリシャの姿を見て日本は反省しないといけない

2012年05月16日

沖縄本土復帰40周年

42aa5959.jpg東京に帰って来ました。正直に客観的事実を書きます。沖縄でこれを話題にしている人はほとんどいません。式典は見事なまでに書かれた文章を読むだけのイベントでした。何の反対運動もない中、大量にいる私服警察官が寒々しい感じでした。

琉球国は日本によって占領され、政府と軍部によって玉砕の舞台にされ、アメリカに占領されたわけです。

1976年3月に沖縄県生活福祉部援護課が発表した沖縄戦の日本側死者・行方不明者数は188,136人。うち沖縄出身者は約12万人、その中で民間人は約9.4万人とされています。終戦前の人口は約59万人。5人に1人以上が戦死させられたわけです。

殺したのは誰か?アメリカ軍であり日本軍ですよ。両方に攻撃されたんです。

石垣島は空襲による死者174人、マラリアによる死者3647人。住民は土地・田畑・家畜を全て日本軍に奪われ、マラリアの発生する地域に無理やり移住させられて死んだのです。

沖縄戦はもっと悲惨でしょ。入院患者に青酸カリ飲ませたり、荷物運びなどに借り出した学生を最前線で放置したり、断崖絶壁から飛び降り自殺を強要されたり、塹壕で手榴弾で集団自決させられたり…。分かってるのかなあ?今日という日を、私たちは真剣に向き合ったのかなあ。

基地の県・沖縄は、そこから脱するどころか与那国島や石垣島への自衛隊駐屯といった論議へと進もうとしています。日本国内のアメリカ軍施設のうち74%が沖縄県にあります。そのアメリカ軍は日米地位協定というルールによって、日本人に何をしても罰せられない仕組みになってます。

沖縄は日本に返還されて40年経ったわけですよねえ。こんな形だけの文章を読み上げるだけの式典をやって、大量に警察官を動員して、何の値打ちがあったのでしょう。とてもじゃないですが、今日新たな沖縄の一歩が踏み出されたとは思えません。

何やらむなしい気持ちが残っただけの沖縄返還40周年の1日でした。

gq1023 at 00:07│ 沖縄・石垣島 
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