バスとトラックは違うだろ!放射能による出荷制限はいつ終わるのでしょう?

2012年05月01日

国会議員さんよ、若者に「何かが欲しい」って気持ちを与えてやってくれ!

c040f2a6.gif私たちが20歳前後だった25年前、世の中には携帯電話もインターネットも電子メールもありませんでした。あったのかも知れませんが、日常生活に浸透するのはそれから10年以上も後の事です。あったのはせいぜいポケベルでした。

僕たちの頃のインターネットはぴあ(関西はLマガジン)で、その情報誌の一言一句に至るまでを必死に読みました。名画座での映画上映や知らないバンドのライブ情報まで、それはそれは必死に調べて頭に入れたもんです。

ディスコ・サーフィン・バンド・バイク・スキー・テニスなんてものがキラキラ輝いていて、大学生たちはパーティーという狂乱の出会いイベントへと必死に参加していました。

男性はローンを組んででも車を買い女性の送迎を買って出て、女性は男性の持ってる車の車種を話題にして、「私の彼BMなの」と自分の価値のように鼻高々で会話をしていました。

レンタルレコードを借りて来て、デート用のカセットテープを録音する。90分テープなら片側45分なので、その時間ピッタリになるように選曲をして、テープ1本仕上げるのに2時間以上もかけていました。みんなカセットテープが10本入るケースを大切に持っていた時代です。

ナカミチのデッキ、ロシニョールの7M、ギブソンのレスポール、リーバイのデニム、BMWの3シリーズ、ブルマンのコーヒー、ジャックダニエルにワイルドターキー…。欲しいものがありすぎて、何が欲しいか分からないほどでした。

その目標はすべて「モテたい」って一言だけ。きっと日本中の男性が「モテるには物を買わなければ」と思っていて、女性も「物を持ってる人と付き合いたい」と思っていたのでしょう。でも実際の恋愛は、そんな物欲とは全く異なる所ではじまったものでした。

ただ、ベースの部分に物欲があった。物欲があると働くんです。金儲けを考えるんです。それも楽して稼ごうと考える。出会い系イベントに参加するぐらいなら企画して儲けてやろうみたいにね。エロと欲望が社会の活力源だったのかも知れません。

今や20歳ソコソコの大学出たばかりの若者が「年金もらえますかねえ」なんて話してる。自分がそんな歳の頃、給料から何が天引きされてるかなんて興味もなかった。年金もらえるかどうかなんて、考えたこともなかった。この国、どうなってんだい?

若者はいったい何くだらないこと話してるんだ?街を歩けばトロトロ歩きの老人に出くわす。昔の「ジジイはじゃまだどけ!」みたいな都会の活力も消えてきたよ。国会議員さんよ、贅沢は言わない。若者に「何かが欲しい」って気持ちを与えてやってくれ!

gq1023 at 06:58│Comments(0)

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