安全はすべてに優先する年をとっても実感なんてこれっぽちもありゃしない

2012年03月20日

私を鍛えてくれたレスポンス広告

通信販売広告のことをレスポンス広告と言います。なぜなら広告によって直接的なレスポンスがあるからです。私はこれに徹底的に鍛えられました。

「効果の上がらないものは広告ではない」広告界で有名なデイヴィッド・オクリヴィの好んだ言葉の一つですが、小さな通販会社を担当するのは、その言葉を痛感する日々の連続でした。

例えば50万円の新聞広告をいただくとします。原稿制作費に20万円。新聞紙面の6分の1ほどの小さな広告です。通販会社の広告でなければ、それは広告主が原稿デザインにOKを出しさえすれば、あとは広告掲載されて終わりです。

ところがレスポンス広告は違う。発行部数から予測される受注数を割り出して、インターネットのない時代は受注の大半が電話でしたから、受注担当者の人数を割り出して、6時ぐらいから電話の前に座っていただかないといけない。

広告掲載日の朝になると、おっかなびっくり広告主の受注センターに行くわけです。電話が鳴ってなかったら針のむしろですよ。ものすごい空気の中、センター長との怖ーい面談となります。

でも全部受注していてもNG。機会ロスです、受注電話がつながらない事は「広告を見て電話をしたけどつながらない」ってことになる。企業イメージまで悪化させる可能性がある危険な事態です。

小さな会社にとって70万円って大金でしょ。失敗させられない。無料サンプルなんて企画なら、サンプル製作費や送料も必要になる。70万円の広告に200万円ぐらいの出費がかかってくるんです。

おかげで覚えましたよ全新聞の発行部数。おかげで覚えましたよ県民性。どんなビジュアルが受けるかもよーく分かりました。どんな広告だと、どの程度のレスポンスがあるかって、直感的に分かるようになるんですよ。それでも大はずしもよくありました。

今はネット広告が多くなって成功報酬性の課金が増えてます。売れたら○円ってヤツですね。でも、そこからのレスポンスって、容易に他社へ流出しちゃいます。やっぱ新聞広告のレスポンス客って強いんです。熟読して注文して来ますからね。

そんなことを久しぶりに思い出しました。

gq1023 at 08:40│
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