軍用地はすでに外国人に転売されているエルピーダは遅すぎたITバブル崩壊の序章なのか?

2012年02月27日

エルピーダ倒産

6936c2b6.jpg日本の半導体産業を支えるエルピーダが会社更生法適用を申請しました。5000億円以上負債あるでしょ。産業活力再生特別措置法で融資を受けたし、その前にツナギ融資も受けてたから、全部で数百億円は国にも貸し倒れ出てますよね。

パソコンパーツ専門店のドスパラで価格を見ると、DDR3 PC3-10600 2GB×2枚組は、シリコンパワー社のものが1,770円。それに対しアイ・オー・データ機器のは10,010円ですって。国産DRAMは勝負になってないんですよ。

シリコンパワーって台湾の会社です。そんなに台湾と日本って物価は違わないから、価格差はそのまま現実の企業力の差となります。

しかも、パソコン用DRAMについては、エルピーダも台湾や中国に委託している。もう日本では勝てないんです。

人件費の安い国の人が、若い人材を雇って新しい機械と工場でガンガン製造されたら、汎用品なんて勝負できるわけないでしょ。引っ張りすぎましたなあ。国産なんて夢を追いすぎましたなあ。

何千人も社員いるでしょ。衝撃が大きすぎますよねえ。大変なことになりましたなあ。せっかく株価が上向きだったのに、明日から潮目が変わるかもしれませんねえ。いやー、本格的にやばい兆候です。他の製造業に波及しないことを祈るばかりです。

gq1023 at 19:12│Comments(0)

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