レース界にはどうして未収問題が多いのか?年金って100年安心って言ってませんでしたっけ?

2012年02月11日

速いライダーが速い装備を独り占めするほうが良い

8f175d21.jpg私は競輪プロモーションに関わっていた時期があって、その頃の悩みは「スター不在」ってことでした。正しくは「みんなスター」ってこと。動力が人力ですんで、トップクラスの選手だからといって、トップに居続けられないんですよ。

そうするにガチンコ勝負だと、勝者は時の運で決まってくる。スターが日替わりになっちゃうのに、競走は365日あるもんだから、なかなか我々が「こいつをスターに」と考えても、毎日の下克上で状況が激変しちゃうのです。

ガチンコのほうが面白いと思うでしょ。でも実際は反対。ガチンコを楽しめるのはマニアだけなんです。新規ファンがとっつきやすいのはスター選手vsその他の皆さんなんでしょ。ところが本気のガチンコバトルだと、その他の選手のほうが勝っちゃうんですよ。

競輪界のトップスターで、ビッグレースは必ず決勝まで上って来て、アマ戦に出ると世界選手権トップクラスの成績なんて人は、今まで中野浩一氏しかいません。

バイクレースの場合、速い人は速いバイクに凄いタイヤを手に入れて、さらにあり余るテスト走行枠と賃金を手にする。メカニックだって給与をもらってる人です。それ以外の人は、普通のバイクに普通のタイヤで、自分の稼ぎからレース資金を捻出して走る。

だから、スターが明快でした。ワークスチームが一番速く、準ワークスが次に速い。バイクメーカーの利害と、部品メーカーの利害も一致してました。ところが近年は、市販車改造クラスが中心となり、誰が速いか予想がつかない時代になったのです。

まあ、参加コストを下げるとか、スポーツとしての本来の姿を取り戻すという意味はあるものの、興行としての面白みは、劇的に減ってしまいました。

見るからに違うパーツとタイヤで走るキラキラ輝くスター達。それに対抗するのは、ガムテープの補修だらけの外装に、元の色が分からないほど汚れた革ツナギのプライベーター。あの当時のほうが、レース関係者以外にはとっつきやすかったかなって思います。

今のみんな綺麗な格好してるんですよ。そして、どのスポンサーも見たことも聞いたこともない所ばかり。モバゲー・グリー・楽天・ソフトバンク・ミクシーなんて名前すらどこにもありません。

サーキットによっては、無線LANない所もありますからね。どこから手をつけるべきか、それとも手を離すべきか、決断のときは近づいているのかなーって思ってます。

最後に、「手を離す」ってのはレースと関わらないってことじゃなく、「私が乗る」ってことです。アホですいません…。

gq1023 at 09:30
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