えっ!スーパーカブって国内生産中止なのねシートマネーor

2012年02月04日

テレビ価格の下落にがっかり…

0f0bb3ff.jpg電機メーカーの決算が見えてきて、その惨憺たる状況が明らかになりつつあります。しかし、その視点が「円高が」とか「海外勢の勢いに押され」なんて余りにもマクロ経済の視点で、ちょっと残念に思います。

ここ数年の間にテレビ買った人って多いですよね。日本国民の大半が買ったんじゃないですか?皆さん、その時の価格っていくらでした?50インチ以上の3Dテレビなんて50万円以上してたのに、今や10万円ちょっと払えば買えますよ。

そもそも海外で、日本の液晶テレビなんて大したシェア持ってないでしょ。そして国内で、海外メーカーの液晶テレビが売れまくってるって事実もない。単純に、ものすごく高い値段で売れると踏んでたけど、売れなくて自分で値引きしすぎて自爆しただけですよ。

それよりも、買わされた側の視点に立ってみて欲しいわけです。つい数ヶ月前に7万円で買った32型テレビを「台数無制限・23,800円!」なんてやられたらどう思います?当然「もう絶対に家電製品なんて買わない」って思うでしょ。

ウォルマートの32インチ最安値が210ドルだから、2月末から年度末にかけては、32インチテレビ価格は、もっともっと下落するんです。でも、それを知らない人のほうが多いから、今日も「先月より安くなったね」なんて買ってる人がいるはずです。

ところがメーカー側の視点は違う。製造の現場は「決算予想で多めの赤字を織り込めたんで、原価割れでいいからガンガン製造しろ!」なんてゲキが飛んでたりする。営業の現場も「とにかく在庫ゼロにするには価格は気にするな!」なんて調子ですよ。

それこそ「パソコン100台以上仕入れると、32型テレビが仕入れ台数分付いてくる」なんてのもあるでしょうし、「ブルーレイレコーダーとTVをセットで売ればお客様に1万円&お店に1万円キャッシュバック」なんてリベート乱発も発生してることでしょう。

がっかりさせられた人は、何を買うと思います?がっかりしないメーカーの製品を買うんですよ。分かるでしょ、ウォークマンとipodの違い。国産携帯電話端末メーカーとiphoneの違い。工業製品は生鮮食品じゃないんだから、販売価格ってのは変わっちゃダメなんですよ。

大メーカーなら「円高」とか「価格競争」なんて収益悪化の外的言い訳探しばっかりしないで、お客様をがっかりさせない商売をちゃんと考えて欲しいと思います。

gq1023 at 11:34│Comments(0)

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