あちゃー寝坊した!政党交付金なんかやめたらええねん!

2012年01月20日

クライアントニーズを聞いて実現するのは0点

クライアントからのオーダーを聞いて、それを解決する商品を開発する。それは部品メーカーだったら大正解です。ところが広告やイベントの世界では、言われたとおりのものを提案しても、全く評価されません。

なぜか?理由は「それって私の言ったことですよね」って思われちゃうからです。「オーダーどおりのもの=あなたは考えてない」ってことなのです。

「新しいシャンプーを出すんだけど、とにかく大量に配って使って欲しいんだよね。」ってオーダーに対して、「街頭サンプリング提案」なんてやってもバカっすよ。そんなシャンプー使うわけないっしょ。旅行用の袋とかに入れられて、使われるのなんて5年後ですよ。

そんなのやるより、「ヘルメットを被るすべての人に贈るシャンプーできました」とか「帽子を被るすべての人に…」なんてコピーでCMやって、自動車工場等の大量に人が働く現場の食堂で、ルートサンプリングするほうが圧倒的にいい。

クライアントニーズは言葉として出てくるものとは限りません。ましてやコミュニケーションのプロなら、その言葉の奥に潜むメッセージを読み取らなきゃいけない。

広告界では「クライアントニーズ=オリエン」といいます。オリエンどおりに答えを返すのを「オリエン返し」って言います。広告界の打ち合わせでは「オリエン返しはやるとして、実際の提案は3方向でいこう!」なんて言います。

「商業施設から夏休みのファミリー集客を」って言われて「今日はファミリー向けのプランを3案…」なんてやったらバカですよ。「夏に旅行や帰省に行かないすべての方に向けバーチャルトリップ体験を提案します」なんてやる。

「夏休みの5週間を北海道・九州・沖縄・四国・東北に分け、週がわりでテーマショップを展開。毎週ココに来るだけでできる日本一周の旅を実現します!」なーんてのが本来の提案です。「ファミリー集客」って言葉を「どこかに行く金とアテのない人」にすりかえて、「その人たちも旅行に行きたいはず」って仮定して、提案を考えるわけです。

「牛乳と混ぜて飲むものだから牛乳の周りで告知したいんだよね」って人に「牛乳まわりメディアを提案いたします」なんてバカでしょ。「お菓子売り場」とか「デザートコーナー」ですよねえ。いや、実際にはトイザらス等のレジ周りに置くほうが売れるかも知れない。牛乳飲みたい人で、何か混ぜ物入れたい人って少ないですもんね。

何か混ぜてでも牛乳飲ませたい人って、お母さんだったりもする。子供に飲ませたい人って、毎日牛乳の配達を受けてたりもする。配達ルートで告知してもらったり販売してもらうってのもアリでしょ。

クライアントオーダーを愚直に解決した提案してる方に言いたい。あなたの提案は0点です。相手の言葉や文字に含まれた真のニーズを読み取る力が、一番大切なものだと思います。

あーもったいない、無料で書いちゃったー。講演会だったらギャラ10万円はもらえたのになー!

gq1023 at 09:00

この記事へのコメント

1. Posted by 小澤 尊   2012年01月20日 09:38
5 無料で勉強でき
朝から最高です。
又、お願い致します。
2. Posted by Hippo   2012年01月21日 18:49
> 小澤さん

すいません、ハチャメチャなブログで。もう少しちゃんとした事だけ書くようになりたいのですが、自分の頭の中がそのまま出ております。
あちゃー寝坊した!政党交付金なんかやめたらええねん!