ＨＩＰＰＯ大野の雑記帳

東京オートサロンに行ってきたのですが、いいっすねーチューニングカー。ベース車両は中古で数十万円の軽自動車もあれば、数千万円のランボルギーニ等もありますが、みんな金かけてますねえ。

写真のホンダビートなんて、ガルウイングですよ。内装は全部白レザーで、燈火類はLEDでヘッドライトもLEDでしょ。レクサスLS600hで初実装されたLEDヘッドライトって量産なのに部品代が60万円だから、もっとしてるのかなあ？リア周りもカーボン多用で、マフラーはダブル出しでした。

2千万円の車に1千万円かけても中古で売るときは売れそうですが、50万円の車に1千万円かけるのは自己満足ですから、すごく魅力的に感じました。

大手メーカーも展示してるんですが、割り切れてないですねえ。市販車かレーシングカーしか展示してないんです。来場者は世界中から集まってるんですよ。東京オートサロンは、日本車をチューニングしてる人々の聖地ですからね。外装は全部ドライカーボン＆内装は総革張りのプリウスとか見たかったなー。

レースって一定のレギュレーションの中で改造するって言いますが、まあ車の場合は上位クラスになると、メーカー支給品って感じです。渡されるパーツの差と、タイヤの差で決まっちゃう。でもチューニングカーはやりたい放題ですからね。

ワイドでロングのハイエースのリアを、全部ウーハーで埋め尽くしたのもありました。痛車もありましたよ。もっとメーカーも、流行に敏感に行動すべきじゃないですかねえ。「うちは地球防衛軍が本当にあったらってテーマで展示します」なんてのが欲しいけどなあ。

とはいえ、キャンギャルに群がってるような人もおらず、純粋に車大好きって人の集まりだったことに好感が持てました。昔は8耐のメインスタンド裏が、こんな場所だったんですけど、今はバイクのチューニングショーってないですねえ。バイクブーム再燃のためには、こういうのが必要かなーと思った次第です。