日本の液晶パネル事業は生き残ることができるのかボジョレーヌヴォー解禁!

2011年11月17日

もう何十年も前から各国首脳はセールスマンなのだ

徴税制度や社会保障制度が完成された国家における国会議員の仕事は、自国の経済を発展させることです。経済が発展すれば、国民は豊かになり、税収は増え、国全体の力が強くなるわけです。決して集めた税金を分配したり、バラまいたりするのが仕事ではありません。

その国会議員の仕事に「外交」ってのがあります。外交ってものには、攻めと守りがありまして、攻めは「自国の経済発展のための売り込み」であり、守りは「関税や輸入規制」となります。でも、守りだけでは攻めができない。よってバランス感覚が重要です。

各国首脳って人々がいます。この人々は外交においては、何か重要なことを決める時に登場してきます。つまり、とっておきの切り札ということになります。

この切り札、何が仕事だと思います?分かりますよね、自国経済を他国に売り込むのが仕事なんです。アメリカのブッシュパパは、日本に自動車輸入の自由化を求め、3大メーカーの社長とともにセールスマンとしてやって来たし、韓国の大統領は、常にセールスマンです。

それに対し、日本の総理大臣というのはレベルが低い!攻めの営業がない。守りのために自国の都合ばかり述べて、肝心のセールスをやらない。「○○総理は、日立・東芝・三菱・パナソニック・ソニーのトップと欧州におけるセールス外交を実施」なんて聞いたことありません。

毎年コロコロ変わる総理大臣。今の総理は先日ハワイに行ってましたが、今日からバリ島です。南国リゾートを満喫しに行ってるわけではなく、APECに行った後にASEANに参加してるのですが、今回も確たる成果も上げない外交になることでしょう。

整理整頓すると分かりやすいでしょ。だけど当事者に自覚がない。悲しい現実です。国会議員は農家へのバラまきを続けたいと言い、自国の商品の売り込みは全くやらない。そのうえ首相は毎年変わる。

海外首脳や議員とフェイスブックやってる国会議員って日本にいますかねえ?アメリカ・フランス・イギリスの人気テレビ番組知ってる国会議員っていますかねえ?ぜんぜんダメだとすると、裸の王様たちってことになるのですが、周りに「王様は今日も素晴らしい!」なんて言うのがいるので、本人たちは裸であることに気づいていません。

そして国民もまた、彼ら&彼女らが裸であることに気づいてない。アジア各国の首都に行ってみればわかります。ここ10年で、最も進化しなかった首都は東京です。マニラ・ウランバートル・クアラルンプール・バンコク…、どこもすごい変貌を遂げました。

国会議員&首相には、日本のセールスマン代表として、もっと世界に確固たる姿勢を見せ、様々なものを売り込んで欲しいのですが、どうもそんな気はさらさらないようです。支持者への利益誘導が仕事と思い込まれちゃ困るんですがねえ。ガンバレ日本!

gq1023 at 07:01│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

日本の液晶パネル事業は生き残ることができるのかボジョレーヌヴォー解禁!