オートバイはハンドルを持たなくても曲がれる負け続ける投資は長続きしない

2011年09月01日

挙党一致体制・派閥均衡人事

安部内閣の時にひたすら民主党が批判したのが「お友達内閣」でした。大臣もやったことのない塩崎氏を官房長官に起用したのに、対立候補の谷垣グループは入閣ナシという有様で、さらに郵政議員の自民党再合流を許したことを、そう批判したのです。

だから民主党が政権を取った時、彼らは真っ先にそれを排除し、適材適所という発想での要員配置をしました。党内に友達のいないアウトローの長妻氏を厚生労働大臣で起用するなんて、いくらミスター年金でも仰天人事でした。

ただ、菅内閣になってすぐ、小沢氏と距離を置く人々を大量に入閣させたんです。さすがに最大派閥から距離を置く戦略は失敗でした。お友達内閣の再登場です。

でも、自民党はそこを攻めませんでした。なぜなら、そのほうがやり易いから。自民党経験のある大先輩とか排除しといてもらったほうが楽なんで、それを是としながら、攻撃しやすいヤツらを一本釣りして攻撃してました。

今回の組閣は、そのことを一番良くわかってる野田氏ですので、挙党一致体制に必要な人材を配置するようです。野田氏は菅さんでなければ入閣すら難しかったかもしれないほど小沢さんから距離があるので、小沢グループの要職入閣は確実視されます。

さあ、あの国民放送NHKからも「民主党といえば内輪もめ体質」って平然と放送されちゃう与党第一党の民主党。本当に挙党一致体制が構築できる組織が誕生するのでしょうか?やはり派閥の力は大切ですので、ここからの動きに注目したいと思います。

gq1023 at 05:27│Comments(0)

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