2011年08月30日
16.5インチか?17インチか?
ロードレースにおいて、大型車用に用意されてる17インチと16.5インチ。これ、乱暴に言うと外径サイズは同じです。
何が違うかというと、その接地する部分のゴムの面積。ホイールが小さい方が、接地面積が大きくなるのです。でも、大きくなっても普通に走ってたら何の意味もありません。だって、地面と接する面積は変わりませんからね。
では、どうするかというと、コーナーに勢いよく進入してタイヤをバーンと押しつぶすのです。押しつぶすと接地するゴム部分が広い方が滑らないじゃないですか。
だけど、押しつぶせる人なんてそんなにいないんです。だから速く走れる人にしか16.5インチは供給されません。だって、ゴムを潰した状態をコントロールするのは難しいのです。
加速から減速に入る時は車体が前のめりになります。ドンとブレーキをかけて前のめりにしてフロントタイヤを潰して、潰れたままを維持するためにコーナーの奥までフロントブレーキを残しながら、アクセルを開けてリアタイヤも潰して行くって言われても分かりませんよねえ。
トップライダーになると、このタイヤを潰して&戻してってのが自由自在。どのコーナーでも氷上のようにバイクがツルツルといろんな向きに変わりながら走って行きます。
鈴鹿のS字なんて8耐での清成選手のリアタイヤは、左に潰れてから右に潰れるまでにある中立(タイヤが元に戻るタイミング)ナシでした。すっごいですよねえ。
「だから普通の人は17インチで走りましょう。魔法のタイヤは、魔術が使える人じゃないと使いこなせないのです。」トップライダーの走りは、周囲にそう言いながら走ってるようにも見えます。それぐらいトップの皆さんの技術はすごいってお話しでした。
何が違うかというと、その接地する部分のゴムの面積。ホイールが小さい方が、接地面積が大きくなるのです。でも、大きくなっても普通に走ってたら何の意味もありません。だって、地面と接する面積は変わりませんからね。
では、どうするかというと、コーナーに勢いよく進入してタイヤをバーンと押しつぶすのです。押しつぶすと接地するゴム部分が広い方が滑らないじゃないですか。
だけど、押しつぶせる人なんてそんなにいないんです。だから速く走れる人にしか16.5インチは供給されません。だって、ゴムを潰した状態をコントロールするのは難しいのです。
加速から減速に入る時は車体が前のめりになります。ドンとブレーキをかけて前のめりにしてフロントタイヤを潰して、潰れたままを維持するためにコーナーの奥までフロントブレーキを残しながら、アクセルを開けてリアタイヤも潰して行くって言われても分かりませんよねえ。
トップライダーになると、このタイヤを潰して&戻してってのが自由自在。どのコーナーでも氷上のようにバイクがツルツルといろんな向きに変わりながら走って行きます。
鈴鹿のS字なんて8耐での清成選手のリアタイヤは、左に潰れてから右に潰れるまでにある中立(タイヤが元に戻るタイミング)ナシでした。すっごいですよねえ。
「だから普通の人は17インチで走りましょう。魔法のタイヤは、魔術が使える人じゃないと使いこなせないのです。」トップライダーの走りは、周囲にそう言いながら走ってるようにも見えます。それぐらいトップの皆さんの技術はすごいってお話しでした。
gq1023 at 09:39│Comments(0)│バイクレース(含む8耐)
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