ウインカースイッチのリコール広告で「プレゼン」って言って誰が分かるの?

2011年08月14日

酒が主役の店はあっても酒かすメニューがないのはなぜ?

1c23f3d2.jpg酒を造る時にできる酒粕(かす)。昔ながらの日本酒の作り方でないとできないもので、高温糖化法と呼ばれる低コスト製法ではできない食材です。

私は小学校から高校卒業まで、神戸市灘区&東灘区にずーっと暮らしていたので、造り酒屋は日常に密着していて、冬は酒蔵の人に「酒粕焼いてー!」って言うと、ストーブで焼いた酒粕に砂糖を乗せたものをくれて、友達と楽しく食べてました。

奈良漬、わさび漬、カス汁、甘酒なんて一般的な酒粕料理だけじゃなく、カス鍋やカス煮などといったものもあり、うまみ成分のアミノ酸が豊富な酒粕を使うからこそできる、おいしいメニューも山のようにあります。

お店に入ったら付き出しで粕漬けを提供し、お料理の調味料には酒粕をつかったホワイトソースやタルタルソースも用意。鍋はもちろん粕鍋で、締めのメニューも味噌汁のかわりに粕汁や粕ラーメンを用意するなんてのは、いくらでも出来るじゃないですか。

日本酒の種類をたくさん取り揃えてウンチク語ってる店ってありますが、酒粕のウンチク語る店って出会わないんですよねえ。こんな分かりやすいネタなら、テレビでも雑誌でも、すぐに食いついてきますけどねえ。酒粕って蔵元ごとに味も違いますしね。

ビジネスチャンスってのは、どこにでも転がってるって話しでした。

gq1023 at 05:56│Comments(0)

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