バイクレース用の安全装備新調!えー!財務大臣やめるのー!

2011年08月09日

アメリカ国債の格下げは世界恐慌のはじまりなのか

リーマンブラザースの倒産をきっかけにはじまった世界恐慌は、予想以上に早くおさまりを見せ、アメリカをはじめとする旧西側と呼ばれる各国は、1年ほどで再浮上することができました。

再浮上できた大きな理由は原油發氾咯綛颪糧展。蛇口をひねれば原油が出てくる所の人々は、原油高によって何もしないでも収益が増え、途上国に投資していた人々は、BRICSやASEAN各国の発展により、巨万の富を手にしました。金地金の値上がりも下支えに寄与しました。

しかし、今回の問題はもっと根が深い。なぜなら、国際通貨であるドルとユーロが、同時に信用不安に陥っているのです。投資市場というゲームセンターのゲームコインはドル&ユーロが中心だったのですが、ゲームコイン自体の価値が揺らいでいるのです。これはいかにもまずい。

毎日手にしてるお金というものは、もともと動物の生活にはなかったもので、お金を使うって行為自体がマネーゲームです。私たちの住んでいる「世界ゲームセンター」は、このゲームコインで動いているのです。私たちは、そのおかげでゲームをやっていられるのです。

ロイターの各国株式指数(http://jp.reuters.com/investing/worldMarkets/indices)が、またまた赤字で埋め尽くされてます。経済学者や金融の専門家は、この問題をクリアすることができるでしょうか?

1929年の世界恐慌では、当時のマネーの基軸であった「金」が中心ではなくなり、ドルを中心とした市場が整備されました。でもそれは、あくまで株式市場や世界金融市場が小さかったからできたことです。

今は家庭の主婦でもFX投資をやったり、外国株を買ったりしている時代。影響は莫大です。これだけ円高が進むと、FXで巨額の損失を被ってる人も多いことでしょう。現代の基軸通貨の信用減少は、非常に世界に対するインパクトが大きいのです。

まだまだ市場の激動は序の口ですが、今朝の時点でNY工業ダウ平均は5%以上下落しています。日本ではこの局面で財務大臣が辞任の意向だそうです。今日の日本市場には落胆の嵐が吹き荒れることでしょう。ここからの市場の動きに注目したいと思います。

gq1023 at 06:28│Comments(0)

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