ツインリンクもてぎピットウォークはじまりました

2011年07月02日

レースは説明の上手い人が速い

免許をお持ちの方なら分かるとおもいますが、運転中に真横をスーっと抜かれたり、後ろからグイグイ煽られたりしたら、ムカーっと来ますよね。そうなると、カッカしながら公道でも運転するじゃないですか。それを、全力でやるのがサーキットでのレースってものです。

だから、誰でも頭に血がのぼる。しかも無酸素運動の連続だから、本当に血圧も上がるし、ものすごい速度での競争だから、心臓は常にドキドキ言ってる。

それがね、自分ひとりでやってるレースなら、カッカしたままでもかえってくれば、一人なんで静かに落ち着くこともできるんですが、ピットクルーがいると状況が変わります。だって、ピットクルーは走ってないから、いちいち説明しないとライダーの気持ちは何も分からないのです。

F1でおなじみの通信機能は、バイクレースでは禁止されてます。クルーとライダーの間をつなぐのは言葉だけ。走って帰ってきて「全然ダメだよ!」なんてのは、まさに最悪のコメントです。

「2コーナーでは落ち着いてるんだけど、5コーナーではフロントが起き上がってきちゃう」ってな感じで、ライダー側が冷静にコメントしないと、クルーも動けないのです。

これ、レースだけじゃないですよね。客観的に物事を見つめて正しい方向を見極める。何の仕事でも同じなんです。そんなことを思った半日でした。

この記事へのコメント

2. Posted by Hippo   2011年07月04日 05:02
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たくポンさん

カッカするタイプが抱える最大の問題は「スポンサーがつかない」ってことです。一時の感情で話しをする人には、金づるが近づかないのです。

モータースポーツってのは、最低でも年間数百万円は必要ですから、冷静な大人の対応をする練習をして、走行ごとにスポンサーに解説をしてあげられるぐらいにならないといけないですね。
1. Posted by たくポン   2011年07月03日 23:34
私レースではあまりカッカしない方でした。
カートは遅いですし同じ感じにはならないと思いますが、すぐにカッとなる奴を瞬間湯沸かし器と呼んでました。
ツボにはまると速いけどミスも多いタイプですよね・・・
バトルになると割と料理しやすい・・・・
私はチームメイトやライバルからは、速くはないけど嫌なタイプのドライバーと言われてました。
強引に抜きには来ないがミスすると必ず来る奴と・・・
雨のレースでは特に言われてました・・・
近くに居て欲しくないと・・・
誰かに言わすと耐久向きだそうです・・・
私の考えはチェッカー受けてなんぼ! だったので・・・
レースで勝つ人は意外と冷静な人が多かったですね・・・
私の知ってる限りでは・・・

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