台風2号は怖いぞー!救援物資終了目前

2011年05月27日

仮設住宅の建設が遅いねー

政府は仮設住宅を5千億円かけて7万戸建設するって言ってますが、災害救助法で決められた仮設住宅の価格は1戸あたり238万7千円なので、1千7百億円しかかからない計算で、スタート時点で何が何やら分かりません。

しかも、親戚や友人を頼って避難所から自力脱出している人達は、仮設住宅の建設が進んで来ると、忘れた頃に住んでいた地域に戻って申し込みをすることになります。阪神大震災の時も、当初の予定戸数から大幅に実際の建設戸数はアップしました。今回も結局15万戸ぐらいは必要になるのでしょう。

夏までに7万戸って資材ぜんぜん足りないでしょ。8月末までに7万2290戸って本当ですか?都内ですら資材がないって言ってるのに、現状ではちょっと信じられないですねえ。

あとね、5千億円で7万戸なら1戸あたり700万円だから、ちゃんとした家が建ちますよね。結構立派なアパートも建てられる。タマホームとかだともっと安い。あんな木杭のプレハブで700万円はどうかと思いますが、政府の皆さんは思いません?

阪神大震災では、弱者救済という立場で老人や母子家庭から先に入居させました。どうなったか分かりますよね。真っ先に建設された近くに買い物に行く場所もないヤッツケの仮設住宅に、山ほど老人が集まっちゃった。そして孤独死が多発しました。

今回も一次募集の条件を見ていると同じ轍を踏みそうですが、若い人とお年寄りを混ぜて住まわせないと、あとで大変なことになりますよ。

gq1023 at 05:07│Comments(2)

この記事へのコメント

2. Posted by Hippo   2011年05月27日 11:31
> たくポンさん

被災地自治体や政府が仮設住宅の建設費用に上限があるとか知らなかったようで、発注したけど払えないみたいな話しも勃発しており、何かと現地は大変なようです。

それにしても、畳は必要ですよねえ。問題はサイズかと思われますが、仮設住宅建設会社が多数に渡っているので、それぞれで仕様も違って大変であることが想像できます。

冬は寒い地域だしプレハブなので、遮音と防寒を考えると、畳は最高の床材だと思うのですが、困ったもんですねえ。
1. Posted by たくポン   2011年05月27日 10:25
震災後のワイドショーで聞いたのですが仮設住宅の予算は設置から撤去までで1戸あたり約300万だそうです・・・
その為、撤去時に御荷物扱いされる畳は敬遠される傾向にあり・・・
3月末で依頼された仮設用の畳資材・・・
いまだに手付かずで保管してあります・・・

さて、何時になったら作れるのやら・・・

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