国会議員さんや官僚って遠い存在じゃないよJR福知山線脱線事故

2011年04月26日

アエラや日経ビジネスも原発の闇を書き始めた

562e963d.jpgいろんなメディアが、原発について本当の事を書き始めました。今さらですがね…。

私が原発のことについて、最初に教わったのは、中学の古文の先生からでした。変わった先生で、勝手に居合部ってつくって、居合刀の練習と称して、校庭に埋めた丸太の棒を木刀で毎日叩き続け、数カ月かけて経し折る練習をしていました。

この先生が中学1年生の時、最初の授業でこう言ったんです。「ウランU235やプルトニウムU239は人間にはコントロールできへんけど、すでに爆弾や原発になっとる。発電コストも高いし暴発リスクもあるけど、それを隠し通すのが教育であり報道なんや」とね。

この後にも言葉は続いていて、「未来について教育は正しいことを伝えられるとは限らんけど、古文というのは様々な制限の中で先人が未来の人々に残したいと思ったメッセージなんで、その中に隠された真の言葉を見つけて欲しい」って言われました。

今から30年以上も前にそんな事を言われて、原発に興味を持ったんです。

インターネットもなく携帯電話もない時代、興味を持った事を知る方法は、図書館しかありませんでした。しかし、図書館からも見事に反原発の書物はありませんでした。だから、原発推進派の書物から、真実を探るという手順が必要でした。

今回の事故だけで言えば、発電機とモーターを防水にしとけば良かったって話しのようで、ずさんすぎて言葉もありませんが、他にもたくさんのリスクが内包されています。

12年前に朝日新聞社から発売された書籍「廃炉時代が始まった―この原発はいらない」に、すでに福島第一は非常に危険と記述されてます。みんな知ってたんです。

長らく財務省に制圧されて来た官邸は、今や原発問題対応と称して初心者内閣のスキを突いて、(東電を所管する)経済産業省の役人達に制圧されました。やっと出はじめた真実も、近いうちにまた封じられてしまうかも知れません。

今のうちに、できるだけ真実を知る努力をしてみたいと思ってます。

gq1023 at 06:00│Comments(0)

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