この時間までにゲロったこと3週間目の避難所という所

2011年03月29日

今回の自衛隊出動は早かった

aff74af5.jpgなんでデマが流れてるのか分かりませんが、どうも自衛隊の出動が遅かったという情報がネット上に流れてます。

あの地震の日の自衛隊出動は、異常なまでに早かったのです。宮城県知事からの出動要請は地震直後におこなわれ、宮城野駐屯地・霞目駐屯地・多賀城駐屯地が即座に即応部隊を召集し、各車両に災害派遣表示をおこないました。

不幸だったのは、その後に発生した津波で霞目駐屯地と多賀城駐屯地が水没してしまったのです。これで両陸上部隊は車両水没により、動けなくなりました。霞目駐屯地には飛行場もありヘリ部隊もいたのですが、こちらも水没してしまいました。

その上、仙台空港も水没、さらには近隣の航空自衛隊松島基地まで水没したのです。おかげで宮城県内各部隊は、津波による被害状況の把握と復旧に労力を割くこととなりました。

宮城野駐屯地の部隊の出動場所が一気に広範囲に及び、しかも目と鼻の先で様々な被害が発生したため、目標とする明確な場所がないまま出動することになりました。

常磐道の友部SA北行きには、別の部隊が偶然休憩していました。こちらも地震から40分ほどで災害派遣のために出動しました。今回の出動は早かったのです。

阪神大震災では、はじめて自衛隊のヘリコプターを神戸市内で見たのは15時でした。伊丹駐屯地で即応体制をとったのに、兵庫県知事の派遣要請が遅れたためです。

最前線で部隊が活動するには、補給や無線といった部隊が不可欠で、さらに医療チームや給水チームも活動しています。もちろん車体や機体を整備するチームもいて、その合計が11万人という数になってます。現場で活動している自衛官と、そのご家族のためにも、「初動が遅い」とか「そんな人数は活動していない」ってデマを流すのだけは、やめるべきじゃないかと思ってます。

最後に、予算の厳しい中、松島基地のF2戦闘機をはじめ、多くの装備品が津波の被害を受けてしまいました。自衛隊の装備は他国で言えば軍備であり、最新鋭の電子部品によって構成されてます。復旧・復興も大切ですが、日本の国を守るという視点では、装備の修復&再配備も重大な課題であることを書き記しておきたいと思います。

gq1023 at 02:20
この時間までにゲロったこと3週間目の避難所という所